プラットフォーム |
作品タイトル |
カテゴリー・属性 |
メーカー・ブランド |
発売日 |
満足度 |
主題歌 |
主題歌満足度 |
紹介・コメント |
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Windows 18禁 |
かみぱに! |
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クロシェット
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2008/03/28 |
★★★☆☆ |
これからmemories(Rita)/二人の時間(癒月)/スタート(癒月) |
★★★☆☆ |
(C)2007-2008 クロシェット
(C)2007-2008 クロシェット
(C)2007-2008 クロシェット
(C)2007-2008 クロシェット
ゲーム概要・シナリオ:
憧れの(?)一人暮らしをすることを希望し、祖母の実家へと移り住んだ香原智之。しかしその一人暮らしも長くは続かず、妹の瑞希が同居することになった上に実質的には智之の監視役。
かつて一緒に楽しい日々を過ごした遊び友達の九条天音、霧島乃々香、片瀬恵。そんな懐かしい面々は相変わらずの姿でいて、再び楽しく天水町での暮らしをしていた初夏のことだった。
ふとしたきっかけで「天泉森雨古依命」という実に古風な名前を名乗る少女に出逢った。しかも事の成り行き上、「天水の土地神様」を自称する彼女は智之の家に住み、同じ学園へ通うクラスメイトとなり、
さらにはまさに神様の技、「神技」としか思えないような不思議なことが智之の身の回りで次々と起こる。
そして彼女には智之とは初対面ではないような素振りが見られ、他にもよく考えてみると瑞希や恵と智之の記憶が食い違うなどいくつかの不自然な点に気付く。
智之の周囲のみんなと古依こと「天泉森雨古依命」の過去にはどうやら繋がりがあるらしい……。神の力が介在する不思議な記憶の縺れが運命を握るほんの片田舎の、だが大きな物語が始まる……。
キャラクター属性:
妹、幼なじみ、クラスメイト、委員長(生徒会長)、上級生、巫女、神様。
主題歌:
- これからmemories
Ritaの歌うオープニング主題歌。
- 二人の時間
癒月の歌う通常エンディング主題歌。
- スタート
癒月の歌うグランドエンディング(物語の謎が解かれるシナリオ)のエンディング主題歌。
システム:
- 通常の選択肢によるシナリオの分岐。ある程度進むと明示的に特定のキャラクターのシナリオを選択して読み進めることになる。
なお、一度クリアしたキャラクターのシナリオはそれ以前の選択肢の選択内容如何に関わらず、常に選択可能な状態になっている。
- カスタマイズはごく普通にできる。可もなく不可もなくといったところだが、シナリオを読み進めるには十分な機能は備わっていると思うので特に気にする必要はないだろう。
プレイ時間:
35時間程度。
攻略:
- 攻略難易度は高くない。ただし、攻略順序にある程度制約があるので選択肢から推測して攻略し易いキャラクターを優先して進めることをお勧めする。
こんな人におすすめ:
純愛派、コメディ派、学園モノ派、田舎ゲーム派。
▼コメント▼
- プレイ中及びプレイ後の第一印象はキャラクターの数のわりにはプレイ時間が長い。
それぞれのシナリオがある程度長いということになるわけだが、特に無駄な描写が目立つというわけでもない。ただ、複数のシナリオを連続プレイすると現実的問題として(主に目が)疲れるかもしれない……?
- 基本的には現状に謎があって過去を追究することで解決するという、やや謎解き風味のシナリオ。
シナリオ内の所々に時系列に並んでいないエピソードもあるが、謎解き系としてはそれほど複雑でもないので焦らずに読もう。
- シナリオ選択画面でのキャラクターの配置には意味がある。左側のキャラクターのシナリオほど物語の核心からは遠く、右側のキャラクターのシナリオほど物語の核心に迫った内容になっている。
その意味では左側のキャラクターから順番に天音→乃々香→瑞希→恵→古依と読むのが適切だともいえる。おそらく自然とそれに近い順序で読み進めることになると思うので、あまり神経質になることはないが。
- 次のキャラクターの攻略に取り掛かるときは過去のプレイ途中からのロードではなく、必ず毎回最初からプレイし直そう。
シナリオの序盤に新たなエピソードが発生していることがある。
- 画風は全般的に「かわいい」系。
- 片面2層DVDのわりにはインストールされたファイルサイズの合計が小さいような気がするが……?
- 古依が智之に落とす「天罰」には実はかなりのバージョンがあるのでよく見て差分を楽しもう。
- 最も気に入ったキャラクターは……天音かな。さっぱりとした性格なので一緒にいて疲れなさそう。
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Windows 18禁 |
カラフルキッス~12コの胸キュン!~ |
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戯画
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2003/03/14 |
★★★★☆ |
さくらんぼキッス~爆発だも~ん~(KOTOKO) |
★★★★★ |
(C)2003-2007 GIGA
(C)2003-2007 GIGA
(C)2003-2007 GIGA
(C)2003-2007 GIGA
ゲーム概要・シナリオ:
母校で教育実習をすることになり2年半ぶりに帰ってきた下宿、夕映荘。
そこにはかつて一緒に過ごした12人の女の子たちがいた。2年半前もともに同じ時間を過ごし、別れを惜しみながら去っていったその記憶は主人公の中で薄れていたが、彼女たちにとってはそうではなかった。
年下の彼女たちは主人公のことを「お兄ちゃん」と呼んで慕っていたのに、「遠くへ行くわけじゃないからいつでも会える」と言って去っていった主人公はそれ以来一度も会いに来てくれなかった。
そんな彼女たちの思いをまだ知らず、漸く今、彼は夕映荘に帰ってくる。彼女たちと主人公との同居生活が再び始まる。
2007/12/14に「戯画カラフルシリーズ」作品のひとつとして
「カラフルハート~12コのきゅるるん♪~メモリアルエディション」(Windows Vista対応版)が発売された。
キャラクター属性:
妹(妹分?)、女子高生。
主題歌:
- さくらんぼキッス~爆発だも~ん~
KOTOKOの電波(デジ)ソング。公開と同時に爆発的に有名になり、美少女ゲーム音楽界において一世を風靡した。メジャーの中のメジャー、電波(デジ)ソングの名曲。
システム:
- ビジュアル面で細かい設定が可能。キャラクター別のフォントや音声の変更、ガイドキャラクターの表示、アイキャッチの変更など。アイキャッチは変更しないほうが攻略しやすいと思うけれど……。
プレイ時間:
20時間程度。
攻略:
- 攻略難易度は高くないが、アイキャッチをよく見て今現在の攻略可能キャラクターは誰なんだろう……と考えると早く片付くと思う。結構早い段階で攻略は始まっていますよ?
こんな人におすすめ:
妹派、多キャラクター派、短時間プレイ派、KOTOKO派。
▼コメント▼
- カラフルハートの姉妹作品(姉作品に当たる)。
そして妹系の話題作Sister Princessのネタを受けて12人の妹(というか「お兄ちゃん」と呼ぶ女の子)が登場、
さらに歌が有名になったこともあって話題を呼んだ。
- 内容もなかなか。言いたいことはきちんと言って、単に女の子と仲良くすることだけを美徳としていない。
しかもシナリオは簡潔に纏められているので無駄に時間をかけずに思いがきちんと伝わってくる。逆にじっくりプレイしたい人には向かないかもしれない。
- シナリオの感想を一言で。
- 咲、輝、美月、楓花のシナリオは良かった。
- 若葉は専用シナリオよりも美月シナリオのほうでいい味を出しているかなぁ。
- かんなはシナリオに対するCG配分のバランスが良かった。CGを見るとシナリオを振り返ることができる。
- 主人公が音楽の教師っていうのはかなり意外だった。
- 妹(?)たちに苗字が……あっても当然か。Sister Princessじゃないし。ちなみに妹(?)たちのフルネームは……
- 山辺 咲 (やまのべ さき)
- 春日野 倭 (はるひの しずか)
- 三島 輝 (みしま あきら)
- 御崎 由香里 (みさき ゆかり)
- 柄沢 美月 (からさわ みつき)
- 岸和田 楓花 (きしわだ ふうか)
- 久保 綾乃 (くぼ あやの)
- 乙橘 かんな (おとたちばな かんな)
- 大西 小春 (おおにし こはる)
- 大西 小夏 (おおにし こなつ)
- 葉野 若葉 (はの わかば)
- 土堂 乙女 (つちどう おとめ)
である。しかし改めて並べてみても人数多いな~。↑この上のスペースの広さが人数の多さを物語っている。あと、「はるひの」「おとたちばな」などの読めなさそうな苗字が印象的。
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Windows 18禁 |
カラフルハート~12コのきゅるるん♪~[詳細]あり |
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戯画
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2004/02/06 |
★★☆☆☆ |
きゅるるんKissでジャンボ♪♪(KOTOKO) |
★★★★★ |
(C)2003-2007 GIGA
(C)2003-2007 GIGA
(C)2003-2007 GIGA
ゲーム概要・シナリオ:
主人公自身が帰国子女で現代日本にやや疎いので、幼なじみの女の子の世話になるところからゲームは始まる。しかし何故か12人のお嫁さん候補が主人公宅に集結し、そして13人による約2ヶ月間のドタバタ生活が始まる。
「みんなで海に行く」のような大きなイベントはなく、それぞれの女の子との日常的な出来事が中心に描かれている(中には存在自体が非日常っぽい子もいるけど)。
最終的にバレンタインの頃、主人公の選ぶ女の子が1人決まる。主題歌のとおり、その子は「未来の旦那様」と呼んでくれるはず!?
2007/12/14に「戯画カラフルシリーズ」作品のひとつとして
「カラフルハート~12コのきゅるるん♪~メモリアルエディション」(Windows Vista対応版)が発売された。
キャラクター属性:
同級生、下級生。
主題歌:
- きゅるるんKissでジャンボ♪♪
KOTOKOの電波(デジ)ソング。さすがシリーズもの、「さくらんぼキッス~爆発だも~ん~」によく似ている。
システム:
- ビジュアル面で細かい設定が可能。キャラクター別のフォントや音声の変更、ガイドキャラクターの表示、アイキャッチの変更など。
アイキャッチは変更しないほうが攻略しやすいと思うけど……。カラフルキッスと同じですな。
プレイ時間:
最終的な所要時間は30時間程度。
1回目がかなり長くなる。きちんと読めば10時間近い。それ以降はスキップするなり、きちんと読んで感情移入するなり、お好みで(スキップおすすめ)。
というか、各キャラクターの専用シナリオが少なめなので必然的にスキップすることになるかと。
同じルートを12回プレイするのは負担になるかもしれないので、そのへんはフラグの位置をうまく見抜いてセーブとロードを活用したいところ。
攻略:
- 基本的に攻略難易度は高くないが、優先度の低いキャラクターは専用シナリオに突入し難いかもしれない。のどか、まなか、桃月は注意。
- CGはシナリオの最後のほうに集中。キャラクターごとの枚数は10枚程度と、そんなに多くない。
- バッドエンド、あります。ここに辿り着くほうが難しいかも?
こんな人におすすめ:
のほほん派、ライトシナリオ派、多キャラクター派、(最近流行りの)おしかけ許婚ゲーム派、KOTOKO派、モデルになった沿岸都市在住者(笑)。
▼コメント▼
- カラフルキッスの姉妹作品(妹作品に当たる)。戯画の
カラフルシリーズ第2弾はかなり有名な関東地方の沿岸都市がモデルで、のほほんな雰囲気に仕上がっている。ジャンルはラブコメ……に近いのかな。
- ご多分に漏れず主人公や女の子は殆どが高校生。でも年下、巫女さん、帰国子女もいる。それにしても12人分のきっかけを考えるのってたいへんだっただろうな~。
- 誤字脱字、多いです。
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Windows 18禁 |
カラフルウィッシュ~12コのマジ★キュン!~ |
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戯画
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2008/04/25 |
★★★☆☆ |
I need magic~解けないマジ☆キュン♪~(KOTOKO) |
★★★★★ |
(C)2007-2008 GIGA
(C)2007-2008 GIGA
(C)2007-2008 GIGA
(C)2007-2008 GIGA
ゲーム概要・シナリオ:
カラフルキッス、カラフルハートに続く
「戯画カラフルシリーズ」第3弾。
女の子にしか発現しないといわれている「魔法」の力。なのに井上陸は何故かそれが発現してしまった。
この国では魔法の力が発現した人は専門の養成学校である聖ディアマンテ学園へと通うことが常となっているが、なにしろ魔法の力は女の子にしか発現した例がないので学校は必然的に女子校状態。
魔法の力が発現した陸は当然のようにその学校へ編入されることになり、全寮制で典型的かつ閉鎖的な女子校状態の養成学校が彼を迎え入れた先は3つの寮のうちのひとつ、ガーネット寮。
そこで12人の魔法使いの女の子たちとの同居生活が始まった(厳密には双子がいるので13人)。そして毎年学園祭で行われる各寮からの選抜メンバーによる大魔法、そのメンバーに彼も選ばれてしまったのだ。
一口に魔法使いと言えど、その特性は実に様々。みんな異なる能力を持っている。
陸は学園祭での大魔法を成功させるべく、12人(13人)の魔法使いの女の子と共にドタバタな学園生活と魔力研鑽の日々を送るのであった……。
キャラクター属性:
幼なじみ、同級生、魔法使い。
主題歌:
- I need magic~解けないマジ☆キュン♪~
KOTOKOの電波(デジ)ソング。前作・前々作のイメージを引き継ぎつつも更に前衛的になったように感じる。
システム:
- 戯画標準機能搭載。つまり、プレイ画面上からセーブ、ロード、コンフィグ等々殆どの操作が可能となっている。
フォントの変更やマスコットの表示等の装飾機能もあるのでこのあたりは好みに合わせて使おう。
プレイ時間:
35時間程度。
攻略:
- シナリオは大きく3種類に分けられるので、その中で更に目当ての子を優先する選択肢を選べばよい。
- ハーレムディスク適用によるハーレムシナリオを読むためには、全キャラクターをクリアした後にもう一度初心に返ってプレイしてみよう。本編中に選択肢が追加されている。
- 弥生のCGでひとつだけ入手しにくいものがあるが、これは思わぬところで偶然手に入るかもしれない。
むしろ弥生を攻略しない……というか、誰も攻略しないように敢えて選択肢を分散選択すると入手しやすいはず。
こんな人におすすめ:
コメディ派、学園モノ派、ファンタジー派、KOTOKO派。
▼コメント▼
- 各キャラクターの個別シナリオはそれほど長くなく、タイプはカラフルキッスに似ている。
敢えて異なる点を挙げるとすればカラフルキッスほど
重いテーマを訴えていないことだろうか。基本的にはお気楽な作品だと考えてプレイしてもらえればいいと思う。
タイトルに「カラフルウィッシュ」とあるように女の子それぞれや主人公の願い・希望というものが
学園祭の大魔法シーンを中心に込められているが、それほど神経質になって精読しなくてもシナリオは理解できるはず。
また逆に精読しても解決しない疑問点もいくつかあるので、深く考えないほうがいいかも?
- 3つのシナリオのうち、全員が協力して学園祭の来客にクリスマスプレゼントを届けるシナリオは特に良い。
シナリオとしても筋が通っていると思うし、情景描写や大魔法本番に至るまでの過程もよく書かれていると思う。
そしてなにより、このシナリオだけは大魔法構築における12人の魔力特性の応用・分担が実によく考えられている。
他のシナリオは単に全員の魔法力を結集するだけに留まっているので、全員の個性や魔法特性という設定があまり活かされていない。この点は作品を楽しむに当たって非常に重要。
- 玲奈と理奈の判別シーンには選択肢を用意してその選択によってエンディングが分岐したほうがおもしろかったと思う。折角の「双子」設定だったのにちょっと惜しいかな。
- よく見ていないと制服と私服を見間違えてしまうが、キャラクター数が多いだけあって私服もバラエティに富んでいる。
しかし、外見がメイドっぽかったりスクール水着っぽかったりするのは何故だ? それって本当に私服なのか……?
- 空は晴れているのに雪が舞っている。綺麗でいいんだが、これは魔法世界だからこその幻想的表現なのかな?
- ノリと勢いとネタで勝負している作品なのでそういう観点で楽しもう。「戯画カラフルシリーズ」としてはこれで3作品、キャラクターは合計36人(37人)になった!
- セーブデータの格納先は「My Documents」の中にある。気をつけましょう。
- 相変わらず誤字脱字、多いです。シリーズを通じてここまでくると最早気にしたら負け、という気分になってくる。
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Windows 18禁 |
カラフルBOX DVD Edition |
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RusK
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2004/06/25 |
★★★★★ |
in Love(柚木まき)/Continue(REIKA) |
★★★☆☆ |
(C)2003-2004 RusK
通称「空箱」。
基本的にはカラフルBOX~to LOVE~と同じなので、そちらへどうぞ。
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Windows 18禁 |
空缶-KaRaKaN- |
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RusK
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2004/10/15 |
★★★☆☆ |
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(C)2004 RusK
(C)2004 RusK
(C)2004 RusK
ゲーム概要・シナリオ:
カラフルBOXのファンディスク。メインのシナリオは特になし。ミニゲームや音楽、壁紙などの詰め合わせになっている。
- こすぷれえっち♥(ミニシナリオ)
- 蒼南鳴海発見伝(すごろく)
- からぶちSPECIAL
- ナルミ! Fly high(ミニゲーム)
- 壁紙
- 歴代ムービー
- サウンドトラックCD(PS2版OP含む)
キャラクター属性:
カラフルBOXの全キャラクター。
主題歌:
システム:
- 最初は遊べるコンテンツが少なく、クリアするごとに増えていくというタイプ。
- コンフィグはカラフルBOXと同じ。
プレイ時間:
10時間程度。
攻略:
- 蒼南鳴海発見伝
- 始まったらすぐに「HP移動」で近くにある鳴海を3個程度集める。
- 悦也と誠に話しかけるのを有効活用してステータスアップとLIFE回復を繰り返す。
- あとはバトルで負けないように気をつけていればだいたい勝てる。
- ナルミ! Fly High
ちょっと早めにクリックするほうがいい。特に120%ねらいの場合は。
- からぶちSPECIAL
勝てるまで繰り返すしかなさそう。
こんな人におすすめ:
コメディ派、バラエティゲーム派、コスプレ派、短時間プレイ派。
▼コメント▼
- こすぷれえっち♥のミニシナリオはミニながらもカラフルBOX特有のネタが満載でおもしろい。
- 蒼南鳴海発見伝はいいと思うんだけど、バトルのランダム性が強くて結局運任せ?
- ナルミ! Fly Highはハマりそうでハマらなさそうで、やはりハマるっぽい。
- しかしこのゲームはどうしてこんなにネタが古いんだ……。
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Windows 18禁 |
君が呼ぶ、メギドの丘で |
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Leaf
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2008/12/26 |
★★★★☆ |
Hold a Dream(上原れな)/Seed(上原れな) |
★★★☆☆ |
(C)2007-2008 Leaf
(C)2007-2008 Leaf
(C)2007-2008 Leaf
(C)2007-2008 Leaf
ゲーム概要・シナリオ:
「世界の果ての向こう側」からやって来たと話しながらこの世界の果てと呼ばれる広大な砂漠に倒れていたリノン。
ベーグル・ロコは彼女を偶々見つけてしまったのだが……彼女に言わせればそれは偶然ではないらしく、ベーグルはリノンが「世界の果ての向こう側」にいるときから心に決めていたこの世界の「救世主」らしい。
そこへリノンを追いかけてきたらしいヤハが現れ、リノンを連れ戻そうとする。話によるとリノンとヤハ、そしてここにはいないもう1人のナタスは「悪魔三柱」と呼ばれるこの世界の管理者らしい。
ベーグル本人は事情もよく掴めないままにリノン、ヤハ、教会のシスターで幼なじみのマリアを巻き込んで、国軍と争い、世界の謎を少しずつ紐解き、事態はどんどん大きくなるばかり。
この世界を滅ぼすと言われている「世界時計」を破壊するためにベーグルたちの長い旅が始まった。
キャラクター属性:
幼なじみ、悪魔(?)。
主題歌:
- Hold a Dream
上原れなの歌うオープニング主題歌。落ち着いた雰囲気だが何故か人を惹きつける力があるような気がする。素朴かつ達観的?
- Seed
上原れなの歌うエンディング主題歌。ゆったりとしたワルツ。
システム:
- テキストを読んでシナリオを進めるノベルパート(アドベンチャーパート)とコマンド式戦闘のロールプレイイングパートの二段構成。ロールプレイイングパートの比率は結構高い。
- バトルを十分に楽しめる「Battle」モードとシナリオ重視にしてバトルの難易度を下げる「Story」モードがある。
- キャラクターや背景には基本的にポリゴン(三次元描写)を使用。イベントCGは二次元描写。
- 武器は新しいものや強いものと交換するのではなく「改造」して威力を上げるという点が独特。
- 意図的に敵との戦闘に入るための「エンカウントボタン」がある(F1キー)。なんのためにあるの? アイテム稼ぎ?
プレイ時間:
100時間程度。「Battle」モードでプレイすると結構長い。
攻略:
- シナリオがほぼ自動的に進んでゆくので攻略的要素はあまり頭に置かなくてもよい。
- 目的や次の行動を忘れたときはベーグルの自室で簡易的に確認できる。
- マップはかなり複雑なものが多いが、小マップの表示と大マップでの現在位置の確認をしていれば迷うことは少なくなると思う。
ただし、大マップでは未到達の箇所は表示されない。通過地点をマークする自作マップのようなものだ。
- 本気でバトルを楽しみたい人のみ、「Battle」モードにするべきだと思う。「Battle」モードの敵はかなり強い。
こんな人におすすめ:
ドラマティック派、ファンタジー派、ロールプレイイング派、長時間プレイ派、じっくりプレイ派。
▼コメント▼
- プレイ時間が長い。そして結構敵が強くて難しい。
「Battle」モードだけの特徴なのかもしれないが、これは美少女ゲームというよりも本格的なコマンドロールプレイイングのレベル。若しくはゲームバランスの設定ミスか。
- 「悪魔三柱」の「悪魔」とは世間一般で呼ばれるところの「悪魔」とは意味が異なり、
特に「悪」の意は込められていない。「悪魔三柱」とは「世界を管理する存在」を示す独特の専門用語のようだ。別に恐怖描写の多い作品というわけではない。
- キー操作やステータス効果をよく知るためにも取扱説明書は必ず読もう。これは極めて重要。
機能が多いのでステータス異常の治療やスキルアップ、メニュー画面の表示等にも最初は一苦労かも。
- 武器の改造には2つ以上の素材を必要とするが、これらの組合せによって出来上がる武器の能力が全く異なるので改造前にできるだけ多くの組合せを試してみるべし。
なお、同じ素材による改造でも「素材A+素材B」と「素材B+素材A」で武器の能力が異なることがあるので要注意。
- 画面エフェクトのスキップができない。ポリゴン作品でもあるし、画面エフェクトがウリだからか? いずれにしてもカスタマイズ項目が少ない。技量的にはもっとできるだろうに。
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Windows 18禁 |
君の想い、その願い |
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tumugi(閉鎖)
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2003/10/24 |
★★☆☆☆ |
君の想い、その願い(海原エレナ)/やさしい風(南響理子) |
★★☆☆☆ |
(C)2003 tumugi
(C)2003 tumugi
(C)2003 tumugi
ゲーム概要・シナリオ:
付き合っていた彼女――天宮悠――の死を知って故郷へ戻ってきた主人公、佐間景志。久しぶりに戻った街にいるのは以前は顔を合わせて共に過ごした友達や幼なじみたち。
だが、彼女らもまた景志と同じような悲しみを胸に湛えた人たちだった――景志と悠の間で揺れる秘めた気持ち、悠を失った喪失感、忌まわしき過去、
度重なる近しい人々との別れによる孤独感・閉塞感――胸に悲しい想いと、そして願いを持っている。そして帰郷して初めて気づく景志自身の想い、願いはいったいなんなのか……。
キャラクター属性:
幼なじみ、親戚、上級生、年上、彼女の妹。
主題歌:
- 君の想い、その願い
海原エレナの歌うオープニング主題歌。
- やさしい風
南響理子の歌うエンディング主題歌。
悲哀シナリオに合わせたちょっとおとなしく切ないテイストのオープニング主題歌とエンディング主題歌。歌としては……もう一歩ほしかったところ。
システム:
- カスタマイズ性はやや低い。
- クリックの反応が悪く、選択肢の決定やメッセージ送りに時間が掛かることがある。連打してもメッセージが速く進まなかったり。
プレイ時間:
10時間程度。
攻略:
- 日記を受け取るかどうかでルートが大きく分かれるので要注意。
- 夏希はマルチエンディングなのでCGを求める人はお忘れなく。
- およそバッドエンドとしか思えないようなのが普通のエンディングだったりするので、そのへんは勘違いしないように。斬新といえば斬新だが、結構陰鬱なゲームだ。
こんな人におすすめ:
悲哀派、短時間プレイ派。
▼コメント▼
- 悲哀系シナリオという路線は良いのだけれども、描写が浅いのがよろしくない。
悲哀系の場合はその心情がプレイヤーに伝わるように深く、時間をかけて描写するほうがいいと思うけれど、それが浅かったから心情が伝わってこないうちにシナリオが進んで終わってしまった感じ。
各キャラクターのエピソードをもう少し増やしてじっくりと書いてほしかった。
- 絵はちょっと微妙かも。
- メインヒロイン(?)である夏希のBGMが哀しげで好きだ。
- > 悠「身体のことなんて気にせずに走ったり笑ったり…普通の女の子に生まれたかった。
> どうしてこんなに弱いのかな…特別な病気ってわけでもないのにね」
…………わかる。わかるよ、そういうの。どうにもやりきれない寂しさに囚われる……。
※引用記号(>)の付いた文章は作品内からの引用です。
それらの文章の著作権は全てtumugiにあります。(C)2003 tumugi
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Windows 18禁 |
ぎりギリLOVE |
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林組(閉鎖)
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2002/12/27 |
★★★★☆ |
Just as time is running out(KOTOKO)/unsymmetry(KOTOKO) |
★★★★☆ |
(C)2002 林組
(C)2002 林組
(C)2002 林組
(C)2002 林組
ゲーム概要・シナリオ:
アメリカ留学から帰ってきた日下部昌人は大学で講師を務めるとともに、ロボット工学の博士としての研究を続けることになった。
彼の研究対象は人間の側にいることのできる人型ロボットの実現。その研究内容は遠い昔に事故で失ってしまった幼なじみの香奈、彼女の死を忘れられないことにも起因していた。
そんな昌人が日本に帰ってくると……失ったはずの香奈とそっくりな少女に出逢う。彼女は自分が香奈そのものだと言い張るが昌人の頭は混乱するばかり。
そこへ小さい頃に見かけた面影のある少女たちや、謎めいた少女、さらには昌人でさえまだ研究中であったはずの人型メイドロボット……次々と不思議な出逢いが起こる。
キャラクター属性:
義妹、義母、幼なじみ、女子大生、メイドロボット。
主題歌:
- Just as time is running out
KOTOKOの歌うオープニング主題歌。アクティブでノリが良く、心地よい歌。
- unsymmetry
KOTOKOの歌うエンディング主題歌。バラードで、オープニング主題歌同様にゲーム本編の内容を少し反映している。
システム:
- システムを語らずしてぎりギリLOVEは語れない、というほど独特なシステムを持っている。
それは、2人の女の子が同じ場所に居合わせたときに主人公を問い詰める「ギリギリバトル」。修羅場というと大袈裟だが似たようなもの。そしてこの仕様がまたすごい。
- 問い詰める2人の台詞は同時に来る(かなり聞き取りにくい……が、おもしろい)
- 女の子それぞれに2つの応答選択肢が表示されるが、選べるのは1つ(4つの選択肢から1つを選ぶ)
- タイムアタック(制限時間を過ぎると無視したことになって評価ダウン)
斬新でなかなかおもしろかった。
- 各キャラクターに複数のシナリオがある。それらはパラレルワールドであったり、相互補完シナリオであったりといろいろ。全部読むとキャラクターの性格もわかりやすい。
プレイ時間:
20時間程度。
攻略:
こんな人におすすめ:
コメディ派、シリアス派、コスプレ派、短時間プレイ派、KOTOKO派。
▼コメント▼
- システムに惹かれて買ったわけだが、これは買って正解だったかな。
- ギリギリバトルのおかげで(?)コメディとシリアスが同時に実現された感じ。でもギリギリバトルで失敗するといきなりゲームオーバーとは思わなかった。
- 絵はかわいくて幼めになっているがキャラクターはみんな大学生以上のはず……。
- 昌人の研究室の相棒、マイクがいい感じにおもしろいキャラクターだ。このマイクも含めてアニメとかコスプレに一目も二目も置いているシナリオで、なんだかスタッフのこだわりを垣間見たような気がした。
- そしてもうひとつ気になったこと。以下、ゲームより引用の一節。
> 「バカァァァァァァァッ!!!」
> それが香奈との最後の会話だった……
> ケンカしたままの別れだった……
> 後悔……
このゲームを知る前に、これと似たようなことを自分でふと思いついたことがあった。「最後の会話が喧嘩だったらきっと後悔する……だからいつだって喧嘩なんかしちゃいけないんだ」と。
それと同じものがまさかこんなところで見られるとは思わなかったから、これにはかなり心が揺れた。冒頭のこれで一気にゲームにハマっていった。
※引用記号(>)の付いた文章は作品内からの引用です。
それらの文章の著作権は全て林組にあります。(C)2002 林組
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Windows 18禁 |
狂った教頭~断罪の学園~ |
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蛇ノ道ハ蛇ソフト
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2005/08/12 |
★★★☆☆ |
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(C)2005 蛇ノ道ハ蛇ソフト
(C)2005 蛇ノ道ハ蛇ソフト
(C)2005 蛇ノ道ハ蛇ソフト
ゲーム概要・シナリオ:
名門女子校「篁清学園」の教頭である主人公は校内の風紀の乱れに悩んでいた。そのとき理事長をうまく抑えこみ、学園長の退陣等の条件がうまく重なり、教頭に学園を動かす全権限が渡された。
この機会に教頭は教育委員長やPTAをうまく説得した上、次々と新校則を作って風紀の向上に成功するが、いつの間にか人権無視の性的校則で女子学生たちを拘束してゆくようになる。
果たして学園の行く末は……狂ってしまったかのように次々と校則を打ち立てる教頭が目指すものは……?
プレイヤー自身が「狂った教頭」となり、校則で女子学生と教師を取り締まれ!
キャラクター属性:
女子校生、先生、お嬢様。
主題歌:
システム:
- 新校則決定システム
新しく校則を決めて女子学生を取り締まることができるシステム。選択肢といえば選択肢なのだが、発想がおもしろい。
プレイ時間:
15時間程度。
攻略:
- 1回のプレイで新校則決定システムによって校則を決める回数が少ないため、コンプリートしたい場合は繰り返しプレイが必須。同じ校則でも異なるキャラクターを攻略中だとCGが異なることがあるので注意。
- 繰り返しプレイすることで分岐が変化する場合もあるので複数回プレイを前提に作られているらしい。
- 少しわかりにくいがひとみや千夏にもエンディングはある。
こんな人におすすめ:
学園モノ派、シリアス派、アブノーマル派、凌辱派、調教派。
▼コメント▼
- これはまさに「狂った教頭」だ。CGにもシリアスなシーンやちょっとした流血シーンもあり、この教頭は尋常ではない。タイトルの通り。「狂った学園」かもしれない。
- 新校則決定システムは良い。「掃除中はスカートを脱ぐ」「健康診断は全裸で行う」等々、なかなか魅力的な選択ができる。
ただし1回のプレイで選択可能な校則の数が少ないのが難点。繰り返しプレイが必要であり、そこがちょっと惜しい。
でもこういった妄想(?)を持っている人はいるはずだから、少しは妄想を満足させることができるのでは? オフィシャルサイトで一般ユーザーからの新校則案を募集していた。
- 教師対学生の陰謀の駆け引きはなかなか細かい作りになっていてよく書かれている。よく読めばシナリオ展開はおもしろい。
- 教師や教頭の大変さ、古い学園にありがちな(?)癒着等の現実的な問題についても触れられている。また、不登校や家庭での学生虐待等の現代的な問題も取り上げている。
現代の教育事情や現場の苦労についてよく書いていると思った。
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Windows 18禁 |
くれいどるそんぐ~昨日に奏でる明日の唄~ |
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ういんどみる
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2004/02/27 |
★★★★★ |
空に馳せた願い(真優)/明日へと続く道(海原エレナ)/明日へと続く道(日向裕羅) |
★★★★☆ |
(C)2004 ういんどみる
(C)2004 ういんどみる
(C)2004 ういんどみる
(C)2004 ういんどみる
ゲーム概要・シナリオ:
通称「くれそん」。
守りたい人を守れなかった。クロイス・ターニアは常にその過去に囚われていた。
唯一の家族であった妹のティーテ・ターニアを守るために彼が決意したこと、それは王国騎士団の一員となり戦争からティーテを守るということだった。しかし、ティーテは戦争で命を落としてしまう。
そのとき、剣を振るうことでは人の生命を守ることはできないと彼は悟り、王国騎士団を脱退した。
3年後の或る日に彼がふとしたはずみで出逢った少女、レア・ティータ。彼女には目を惹くところが2箇所あった。まずはその容姿。妹のティーテによく似ている。
それから彼女の抱えていた小さな動物。伝説の「竜」……竜の子供だ。かつて大惨事から世界を救ったとして崇められている「竜族」の存在。それはもう既に過去のものだとされている。
その竜族の子供がなぜ今の時代、この場所に……。
竜族はその存在の大きさと力の大きさから研究対象として今でも注目されている伝説の生物であるから、この竜族の子供が他人に発覚したらたちまち国家総出での大騒ぎとなってしまう。
それにティータの可愛がっているこの竜族の子供を研究対象なんかにさせるわけにはいかない。
一度は「守る」ことに挫折したクロイスが再びティータを、竜族の子供を「守る」ために剣を握る。かつては自分の所属していた国家を相手に、この子たちを守ってみせると固く決意して立ち上がったのだった。
キャラクター属性:
幼なじみ、お姫様、メイド。
主題歌:
- 空に馳せた願い
真優の歌う主題歌。
- 明日へと続く道
海原エレナ及び日向裕羅の歌うエンディング主題歌。日向裕羅バージョンはレア・ティータシナリオをクリアしたときにのみ流れる。
システム:
- 特に凝ったシステムは見られないが、過不足なく普通にゲームを楽しむことはできる。
- キーには各機能をかなり細かく割り振ることができる。自分の操作し易い慣れた機能配置にすることが可能。
プレイ時間:
20時間程度。
攻略:
- 選択肢の内容からはシナリオ展開が読めないことがよくあるので、各キャラクターのシナリオ展開に影響を与えるような明確な表現のない選択分岐についてはメモを取るほうがいいかも。
- ミル・リゼットのシナリオだけはかなり明確に分離されているので誤ることはないだろうが……これには何か制作側の意図があったのかな?
こんな人におすすめ:
ドラマティック派、ファンタジー派、シナリオ重視派、ロープライス派(廉価版で\2,980-)。
▼コメント▼
- コンセプトは守ることとそのために必要なもの。
ただ単に剣を振るって強くなるだけでは人を守ることはできない。誰を守るのか、何故守るのか等々、
自分の気持ちを追究して本当に守りたいという心を固くする必要があり、それを自覚することで初めて強い力を正しい方向に向けることができると訴えている。
そしてひとりきりでは守れるものも守れないかもしれない。ときには他人の助けを借りて目的を達成することも必要である。
- 熱い! とにかく熱い!! シナリオを読んでいて非常に心の熱さを感じる。熱情というか、激情というか。
その熱い語りを通じて何かを守ることの難しさ、生命の尊さ、世の中の難しさなどを次々に訴えかけてくるので、
読んでいて結構おもしろいシーンが多い。具体的にはクロイスの無謀とも言える行動力や、強い人間関係・友情などで表現されている。
後半はなかなか緊張度の高いシナリオ進行になるが、手を抜いて読んでいたりするとここぞという名場面で感動を得られなかったりするかもしれないので
最初からきちんと理解して読んでゆこう。感情移入して自分も熱くプレイできたらこのゲームは勝ちだ。
- キャラクターは粒揃いというか、どれも非常に良い。外見も設定も。外見は可愛さ重視かな。
- ミル・リゼットのシナリオだけはどうしても一線を画しているように思えるのだが、その理由がわからない。
- 「ヤナトス病」の語源はやはりギリシャ語で「死」を意味する言葉「タナトス」なのかなぁ。
- 私服姿のセレニア・ラスムーンの可愛さに驚いた。あんなに可愛くなるとは……!
- レア・ティータが明確に「13歳」と設定されている理由が最後にわかった。明確に全員を18歳以上にするためなのね。考えたな(笑)。
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Windows 18禁 |
こいとれ |
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銀時計
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2007/06/29 |
★★★★☆ |
TIME(片霧烈火) |
★★★☆☆ |
(C)2007 HOBIBOX / GINDOKEI
(C)2007 HOBIBOX / GINDOKEI
(C)2007 HOBIBOX / GINDOKEI
(C)2007 HOBIBOX / GINDOKEI
ゲーム概要・シナリオ:
汐美台にある汐美学園。そこには類稀な部活動が存在していた。その名も「恋愛部」……。基本的に活動内容は学園内でも公表されておらず、専ら悪評の尽きない部である。
汐美学園の1年生として今年入学した沢崎遊は何を考えるともなく正門をくぐって下校途中であったが、そのときに出逢ったのが鹿子木ゆうという3年生。
汐美台では有名な大家の息女であり、また恋愛部の部長でもあった。そこで遊は新人勧誘を受けたのである。「恋愛部で本気の恋愛、してみない?」。
戸惑っていた遊であったが恋愛部を見学するうちにその活動内容を知り興味が沸いてきて、最終的には入部へと踏み切った。
そこで出逢う人たちは実に様々。この汐美学園に入学して初めて出逢う人たち、昔からの友達……。でもただひとつ誰にも共通しているのは恋愛に関して何かしらの悩みや障害を抱えているということらしい。
遊は恋愛部で成長し、部員の悩みを解決してあげることができるのか? そしてまた自分も恋愛に対して今まで以上に積極的になれるのだろうか? そしてそのとき、その相手は……?
キャラクター属性:
従姉、幼なじみ、上級生、同級生。
主題歌:
システム:
- 恋愛バトルロワイアル(通称:ラブロワ)
恋愛部のメインとなる活動。如何にして恋愛部員やそれ以外の人と恋愛するかという個々の力を発揮する活動。詳しいルールを書くと長くなるのでここでは省略。
- 恋愛講座
選択肢の直前にこのゲームのプレイヤーの恋愛成績表の評価を上昇させるための正解選択肢を示唆してくれるヒント。作品内の恋愛部の活動内で行われる「恋愛講座」とは別物である。
- 恋愛成績表・恋愛偏差値
クリア後に自分のこれまでの活動結果(=選択肢の選択結果)を総合的に判断した「恋愛力」を計る指針。「行動力」「計画性」「情熱」「コミュニケーション」「センス」の5項目があり、「恋愛偏差値」も評価される。
この作品における独特のシステムだと思う。
プレイ時間:
50時間程度。
攻略:
- 攻略難易度は高い。少しでも選択肢の選択を誤ると求めたエンディングには辿り着けないことが多い。
- テキストをきちんと読んでキャラクターの性格を把握し、推察力を活用すれば答えの得られる選択肢もあるが、どうしてもそれだけでは納得のできない正解選択肢も存在する。
そのあたりはひとつひとつ試行錯誤を繰り返すしかない。
- カレンダーに表示されるキャラクターとその月のエピソード及び攻略対象キャラクターには深い関連があるので注意して見て、選択もよく考えよう。
- 偏差値別エンディング(中偏差値→低偏差値→高偏差値)→キャラクター別エンディング(羽音→小萌→うたは→ゆう→恋子)の順番で攻略するのが最も賢明だと思う。
その理由は真剣にプレイしているうちに自ずとわかるだろう。まずはじめは余計なことは考えずに自分の思った通りにプレイするべし。
こんな人におすすめ:
純愛派、学園モノ派、ほのぼの派、シナリオ重視派、性教育派、長時間プレイ派、じっくりプレイ派。
▼コメント▼
- はっきりいって、難しかった。少しでも選択肢の選択を誤ると別のシナリオに入ってしまうし、だからといって正解を見破るのもかなり難しい。
とにかくシナリオの精読とそれに従う適切な選択肢の選択が要求される。
テキストをきちんと読み、些細な疑問点でもメモを取り、その解決時にもそれを同じく記しておくと後で役に立つ。
しかしどうしてもそれだけでは納得のできない正解選択肢も存在する。そのあたりはひとつひとつ試行錯誤を繰り返すしかない。本気で時間を掛けてクリアする心構えで取り組んだほうが良いと思う。
これは「恋愛もまた然り」という隠喩なのだろうか。
- 恋子の話とそれを補足する恋愛部員の言葉のやり取りで成立する恋愛部のミーティングこと「恋愛講座」はすごい。
実に細かく多岐にわたり論理的・心情的・肉体的・哲学的・文学的に非常に勉強になる。その情報量は多くて非常に広範であり、実に驚かされた。
勉強になるという点ではこの作品も参考にすると良いだろう。→ 瑞本つかさ先生の【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!!
- 「恋愛成績表」「恋愛偏差値」は自分の恋愛力養成にとって有利な選択肢(?)を如何に的確に選べるか、またその結果である。これは必ずしも各キャラクターのシナリオに入るための正解選択肢とは一致しない。
「恋愛成績表」「恋愛偏差値」の成績ばかりに意識を奪われていると最終的に誰とも恋愛できない結果になることも多い。これも「恋は盲目」ということなのだろうか。
周囲もよく見て、他人のこともよく考えよう。
- テキストの表示には視点の転換がある。主人公(≒この作品のプレイヤー)の見ていないところで行われた他のキャラクター同士の出来事を見られる場合が多々あるので、
プレイ中の今現在の情報を混同しないように注意。主に下記の3つ。
- 遊が知っていること
- 各キャラクターが知っていること
- ゲームプレイヤー自身が知っていること
これらには常に差がある。そこを混同するとその時点での状況も見失ってしまう。シナリオはとても複雑だ。そしてややこしい。
- ラブロワについては、ルールはきちんと理解した上であまり意識しすぎないようにしてプレイしたほうがいいかも。
そして思ったこと。作品中に述べられているラブロワのルールって、実は全部カナの願望なのではないかと。確信ではないが、かなり近いことは間違いない。
- 作品内の「ゲーム」という言葉は常に「恋愛」に置き換えて考えるべし。それはこの作品内で恋愛を一種の知的ゲームとして考えるという発想にも符合する。
このように読み替えると少しこの作品を理解しやすくなるのではないだろうか。
- 選択肢直前に表示される恋愛講座のキャラクターは「行動力」が小萌、「計画性」が恋子、「情熱」が羽音、「コミュニケーション」がうたは、「センス」がカナとなっているがこれには意味がある。
各キャラクターにとって重要視或いは現在欠落していて必要なものを示唆している。例えば恋愛において恋子は計画性を重要視する傾向にあり、うたはにはもっとコミュニケーションが必要だというように。
- 本気の恋愛をしたいのならば、この「こいとれ」だけをプレイして満足していてはいけない――そう思った。
作品内では餅つきに使用されるという幻の道具「ホケマクイ」が引き合いに出されているが、「ラブロワ」=「恋愛部」=「こいとれ」=「ホケマクイ」=幻なのではないか。たしかにこの「こいとれ」は勉強になる。
だが、それだけをしていればいいというものではないと思うわけだ。その理由はいくつかある。
- 作品内で取り扱われている「恋愛力」の5要素「行動力」「計画性」「情熱」「コミュニケーション」「センス」はこの「こいとれ」をプレイすることで知ることができる。
だが実際に自分(=ゲームプレイヤー)のそれを磨くためには外へ出て友好関係や社交性を身につけ、それを鍛錬してゆく必要があると思う。
- 作品内でもラブロワのことを「このつまらないゲームから救い出してくれるのは誰なのか」と述べられていたが、これはそのまま「こいとれ」にも当てはまることなのではないだろうか。
それはこの作品が恋愛を一種の知的ゲームとして捉えていることからも窺い知れる。
「こいとれ」は決してつまらなくはないが事実としてゲームであり、ゲームを終えたらそこから得たものを頼りに次は現実の世界で本気の恋愛を探す番だと隠喩しているような気がしてならない。
この「こいとれ」が現実で本気の恋愛を見つけるための「恋愛トレーニング」になるといいね。
- メッセージウィンドウに表示されるテキストが2行なので、その分文字も大きく文章が簡潔で読みやすい。これはゲームを進めやすいという点で、実は意外な重要事項なのかもしれない。
- 蛍子の同性愛への過程の説明と解決、うたはとの関連の説明にいまいち納得がいかない。自分の恋愛力不足?(苦笑)
- 比嘉曜一はかなり個性が強いので好きな人と嫌いな人に大きく分かれると思うが、自分はアウトローなキャラクターは結構好きなので、彼は好きな部類に入る。
そしてこの作品には嫌いなキャラクターは全くいなかった。これも実は珍しいことだ。
好きなキャラクターは恋子かうたは。微妙なところだが、僅差で恋子かな。遊と同じくあの恋愛講座の説得力と日常の振る舞いに惹かれたのかな。
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Windows 18禁 |
恋もも |
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Fizz feat. 戯画
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2005/11/25 |
★★★★☆ |
Eternal Wish(ave;new feat. 佐倉紗織) |
★★★☆☆ |
(C)2005 Fizz feat. 戯画
(C)2005 Fizz feat. 戯画
(C)2005 Fizz feat. 戯画
(C)2005 Fizz feat. 戯画
ゲーム概要・シナリオ:
それは強い雨の降る夜だった。見知らぬ女の子が朱鷺坂家を訪ねてきた。名前は咲峰百花(さきみねももか)。
訳あって朱鷺坂家の世話になっていた守占香月(もりうらかづき)には彼女に見覚えは全くないが、彼女のほうはどうやら彼のことを憶えているらしい。
それに同居している従姉の朱鷺坂葉月(ときさかはづき)にも彼女の記憶はないらしいので、どうやら本当に香月を訪ねてきたらしい。
程なくして百花は朱鷺坂家に同居することになるが誰も彼女のことは思い出せないし、徐々に深いことは気にしなくなっていた。いつか、わかるときが来るだろう……そう思って。
彼女がどこから来たのかを訊ねると、それは意外にもよく知った場所だった。武家屋敷通りと呼ばれる住宅街の一画に居を構える香月の祖母の家。
そこを久しぶりに訪れたとき、ふと庭を見上げて思い出す。昔はよくここへ来ていた。桃の木があった。そして……おぼろげな記憶が蘇る。
「小さい頃、ここで誰か優しい女性にいつも会っていた気がする」
あれは誰だったのだろう……。桃の木。百花。おぼろげな記憶の女性。交錯する何かが次第に接点を持ち始める。過去の思い出を現在に照らす、薄桃色の恋物語。
キャラクター属性:
従姉、同級生、下級生、年上、年下。
主題歌:
- Eternal Wish
佐倉紗織の歌う主題歌。ave;newと彼女の独特な雰囲気を醸し出した歌。甲高いが決して派手ではない。
システム:
- 二択の選択肢によるシナリオの分岐。選択肢数は程々で、わかりやすいものが多いので特に難しすぎるということはない。
- ホイールマウスのホイール動作には対応していない。
- カーソルキー「←」「↑」でバックログを表示、「Esc」「Back Space」でバックログから本文に復帰できるのは意外と便利である。
プレイ時間:
15時間程度。
攻略:
- 絢歌シナリオへ進む条件が実に微妙なのでこれだけは難しく感じるかもしれない。
百花と葉月のシナリオが基本になっているので百花と葉月の好感度を程々に保ちつつ絢歌の好感度を確実に上げていかなければならないが、
百花と葉月の好感度は高すぎても低すぎてもいけない。特に重要な選択肢がいくつかあるのでそれらは覚えておいた方が良い。
- はっきり言って迷惑です
- ……開いているから勝手に入ればいい
この2つは絶対に外せない。なお、絢歌攻略に失敗するとほぼ間違いなくバッドエンドとなる。
全員に対して不適切な選択肢を選んでも誰かのシナリオには進めるので、その意味ではこのバッドエンドは貴重とも言える。
こんな人におすすめ:
純愛派、学園モノ派、ドラマティック派、シナリオ重視派。
▼コメント▼
- 最後まで謎の明かされないまま読み進める「謎解きシナリオ」。或いは「謎抱えシナリオ」。
物語の序盤では真相が全く見えないので混乱するかも。キーワードらしい言葉はなんとなくわかると思うのでしっかり心に留めておこう。後々、シナリオを深く理解する上で重要になってくる。
- 少しミステリアスな雰囲気があるが、読んだ後にはわりと充実感を味わえた。
これはFizz feat. 戯画時代の作品だが、
完全独立後のFizz作品よりも優れているのではないかと思わされた。個人的には他の人にも推奨できる作品。
- 個別シナリオに入ってからも共通テキストが多いので、プレイに長時間を要するのは1回目だけだと考えてよい。2回目以降はメッセージスキップを使えばかなり早く済む。
だが、1回目のプレイでシナリオの根幹をきちんと理解していないとメッセージスキップしながら読んでいてもよくわからなくなるので、ある程度理解してからメッセージスキップするのをお勧め。
- 制服の色とデザインが気に入った。桃色の多い作品に青色という組合せがとても目に鮮やかに映る。現実にはここまで濃い青色をしている制服にはなかなかお目にかかれないとは思うが。
- お気に入りのキャラクターは百花と葉月だが……おそらくは葉月のほうが少し上に位置付けられているかなぁ。
どちらも(美少女ゲームでは)ありがちな容姿と性格だが、葉月のほうが(百花に対抗するためなのか)力を入れて書かれている気がするし、彼女の放つ雰囲気には親近感を持てた。
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Windows 18禁 |
このはちゃれんじ! |
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rouge(閉鎖)
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2001/12/14 |
★★★☆☆ |
ソングス(Marica)/エコーズ(Marica) |
★★★☆☆ |
ゲーム概要・シナリオ:
通称「このちゃ!」。
乙丸このは。このは……彼女は既にいなくなってしまった存在なのだが、マッドサイエンティスト(?)の兄の手によってホムンクルスとして生まれ変わった。
そのことを知っている友達と知らない友達に囲まれて通う学校。学校生活ではホムンクルスであることを隠す以外にももうひとつ重大な問題があった。
それはこのはの構造。このははオルゴンというエッチなエネルギーを貯めてそれを処理し、また貯めてまた処理し……を繰り返して活動するようにできている(兄の陰謀?)。
家で、外で、学校で、貯まるオルゴンを処理しつつ、このははこのはとして生きていく。
キャラクター属性:
女子高生、メイドロボット。
主題歌:
- ソングス
Maricaの清涼系ソング。
- エコーズ
Maricaの清涼系ソング。
爽やかさの陰にほんのりと切なさの混じったようなこの歌がゲームの趣旨に合っていると思う。オープニング主題歌は結構好きだ。
システム:
プレイ時間:
15時間程度。
攻略:
- 選択肢が「どこかに行こうかな」「なにしよっかな」等々、文字列からは内容が読めない。慣れてくるとどのキャラクターに会えるとかいう傾向はわかる。
- エンディングはいくつもあるが、キャラクターとの遭遇率とオルゴンの処理方法によって分岐する。
こんな人におすすめ:
のほほん派、学園モノ派、コメディ派。
▼コメント▼
- 自分としては初期にプレイしたゲームだからこの手のゲームの攻略の基本とかがわかっていなかったので手間取ったけれど、今プレイしたらどうなんだろう。
いずれにしてもオルゴンというパラメータでエンディングが分岐するから苦手なほうに入るのかも。
- 主人公がこのは、つまり女性なので女の子同士の絡み合いが見られる。
あとはオルゴン処理が中心だからひとりエッチが多くて、やるときの場所とか道具とか服の脱ぎ方(半脱ぎとか)まで選べる。なかなかこだわっている。
- トゥルーエンドというか、ホムンクルスではなくて人間のほうの乙丸このはに関わるエピソードを見られるエンディングがある。人間とホムンクルスと、そしてその両方に関わってきた兄の気持ちの描写。
それはなかなかいい話だった。
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Windows 18禁 |
こんぼく麻雀~こんな麻雀があったら僕はロン!~ |
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あかべぇそふとつぅ
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2008/06/26 |
★★★☆☆ |
Get Love Power(榊原ゆい)/ある☆らぶ・りぃちの法則!!(中山♥マミ) |
★★★☆☆ |
ゲーム概要・シナリオ:
公園に繁る大樹として具現化している神(通称:ススム)が邪悪な麻雀牌によって悪の道へ目覚めさせられてしまった!
ススムを直すためには主人公こと黒澤透の集める「愛のパワー」が必要で、それを得るためには各所の女の子に散らばった邪悪な呪いを解いていかなければならない。
さぁ、町内に散らばった少女たちとの脱衣麻雀に勝ち、「愛のパワー」を貯めてススムを救い出そう!
キャラクター属性:
幼なじみ、義姉、同級生、下級生、年上、年下、委員長(生徒会役員)、留学生、神様
主題歌:
- Get Love Power
榊原ゆいの歌うオープニング主題歌。神様の台詞をそのまま歌にしたような節回しで、よく聴くとおもしろい。
- ある☆らぶ・りぃちの法則!!
中山♥マミの歌うエンディング主題歌。
システム:
- 深いシナリオはなし。ひたすら脱衣麻雀に勝ってエンディングを迎える。
- 名実ともにいわゆるイカサマ麻雀。ただし、敵の戦力を落とせば特にイカサマ技にこだわらなくても十分に勝てるはず(程々の麻雀経験があれば)。
- カスタマイズはごく普通にできる。特に気になる箇所はないだろう。
プレイ時間:
25時間程度。
攻略:
- 攻略難易度は高くない。が、敢えて述べれば最初が最も難しいかもしれない。
ゲームスタート時はプレイヤーの所持点が少ないため相手に少し大きめの役を上がられるとすぐにゲームオーバーになる。このあたりは運がかなり関係しているので何度か繰り返しプレイして切り抜けよう。
- シナリオが進むと対戦相手の所持点も上がるのでほしい能力を持つ相手は早期に倒して技を入手しておくべし。
そして、効果の高い技をきちんと見極めることが必要。経験では以下の通り。
優先順位 |
キャラクター |
技名称 |
効果 |
備考 |
高 |
大音渚 |
ぶっ殺ぉすぞ! |
高確率で立直一発自摸和了 |
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東西南北あずま |
そういうのはなしです |
相手の自摸和了無効(1回限り) |
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心愛 |
助けてっ この人ちかんですっ!! |
相手の栄和了無効(1回限り) |
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柿内創造 |
青春だなっ! |
高確率で聴牌時海底撈月和了 |
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中 |
三瀬綾菜 |
あれ~? 透けてきた~♪ |
相手牌透視 |
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小松あすか |
守って! かずおの盾~ |
相手和了得点半減 |
|
瀬戸内みかん |
酢コンブ食べる? |
和了得点の約半分を吸収回復 |
|
白鳳桃 |
回復キノビー |
字牌自摸ごとに2,000点回復 |
|
低 |
神無月真帆 |
死にさらせっ! |
聴牌流局時1/4の確率で和了牌取得 |
|
鈴原志乃 |
子猫の正夢(あんなこといいな♪できたらいいな♪) |
和了手牌に裏ドラを保証 |
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下柳沙希 |
コロちゃんのお導き~ |
配牌から3牌をランダムに選択され役牌に変換 |
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大貫椎 |
ちっ、うぜぇ |
相手の副露無効 |
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忍足貴子 |
校則違反っ!! |
相手のイカサマ技無効 |
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馬場・ソフィティリア・亜衣利(バビィ) |
おねえちゃんはお見通し☆ |
和了時全槓ドラ(表)有効 |
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白雪花 |
すいません。ないないしちゃいます!! |
相手の捨牌を非副露取得(1回限り) |
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ドロシー・ハーグリーブス |
ひざまづきなさい! |
自摸好調化 |
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小松芳宏 |
チェーンジッッ |
配牌時不要牌交換 |
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特殊 |
アユム(エリシア・カンテーヌ・ド・ユグドラシル) |
双葉立直(ダブルリーフ) |
二飜役立直 |
チュートリアルで自動入手 |
こんな人におすすめ:
コメディ派、学園モノ派、ファンタジー派、制服派、多キャラクター派、脱衣麻雀派。
▼コメント▼
- 基本的にはお祭り作品なので難しいことは考えずにプレイするのが吉。
- 通常レベルでプレイすると対戦相手がかなり強いのでここは素直に簡単(楽々モード)でのプレイがお勧め。無為に疲れても仕方がないので。ゲームは楽しむためにあるんだもんね☆
- 最初は長いゲームに感じられるが、個別シナリオへの分岐箇所でセーブすればその先はそんなに長くはない。ただ、それ(セーブとロード)を繰り返しているとプレイヤーのイカサマ能力は向上しない。
でもクリアはできるのでそれでも良ければどうぞ。
- 少し類似キャラクターというか性格の重複するキャラクターもいるが、それぞれよく作られていると思う。これだけの数がいれば好みの子の1人や2人は見つかるよね?
- 多数の原画家が携わっている所為か、画風はキャラクターによって少しずつ異なる。
が、それもまたお祭り作品の一興。好みのキャラクターを探しやすくなったと思えばいいよね。基本的には「かわいい」系の絵が多い。
- アユムの技名称「双葉立直」で「ダブルリーフ」と読ませるセンスが気に入った。
微妙に合致しているような、ずれているような……。そんな絶妙な不思議感覚がたまらない。これはいい。ちょっと感動しちゃったよ。
- お気に入りのキャラクターは……何人かいるな。まず、小松あすか。かわいいっ! それから、神無月真帆。一緒にいれば楽しい毎日が送れそう。
そして、瀬戸内みかん。ちょっと変わった子だけれど、なんとなく落ち着いた気分になれそう。興味深い。最後に、東西南北あずま。少しわかりにくい性格かもしれないが純粋に「いい子」だと思う。
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