プラットフォーム |
作品タイトル |
カテゴリー・属性 |
メーカー・ブランド |
発売日 |
満足度 |
主題歌 |
主題歌満足度 |
紹介・コメント |
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Windows 18禁 |
麻雀 |
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ねこねこソフト
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2004/12/10 |
★★★★★ |
MAH-JONG(YURIA) |
★★★☆☆ |
(C)2004 ねこねこソフト
(C)2004 ねこねこソフト
(C)2004 ねこねこソフト
ゲーム概要・シナリオ:
ねこねこソフト5周年として発売されたファンディスク。
これまでのねこねこソフトキャラクターと対戦する脱衣麻雀……いや、パンツ麻雀?
それはいいとして、エッチはないが脱衣はちゃんと拝めるのでご心配なく。軽いノリの脱衣麻雀。
キャラクター属性:
これまでのねこねこソフトキャラクター。
主題歌:
- MAH-JONG
YURIAの歌う主題歌。ゲームのタイトルが「麻雀」ならば、主題歌は「MAH-JONG」ときたもんだ。熱い。
システム:
- 麻雀
- ストーリーモード
ショートシナリオと麻雀の繰り返し。読みやすく、やりやすい。麻雀の難易度は低い。消えたパンツを追え!
- フリー対戦
これまでのねこねこソフトキャラクターとの4人打ち麻雀。難易度の調整ができる。
- サバイバルモード
和了しても加点なし。持ち点がなくなるまでのサバイバル。最初に持てる点数のみで突き進め!
- ねこキャラクター大図鑑
ねこねこソフト作品のキャラクター解説。
- CGモード
プレイ時間:
10時間程度。
攻略:
- ストーリーモードから順に遊んでいけばいい。
- 難易度がほしい人はフリー対戦のほうで難易度を調整して遊ぼう。
こんな人におすすめ:
脱衣麻雀派、短時間プレイ派、ロープライス派(\5,800-)。
▼コメント▼
- タイトルが「麻雀」というのはすごい。ブランド名もなにもわかったものじゃないが、そこがいい。気に入った。
- ねこねこソフトの関連作品を
殆どやっていなくても楽しめた(自分はPS2版の120円の春 \120 Storiesくらいしか深くプレイしていない)。
だからねこねこソフトが好きな人は結構気に入るのでは。もちろん、脱衣麻雀が好きじゃなくちゃいけないけれど。
- フリー対戦中は親キャラクターのメインBGMが流れる等の凝り具合が気に入った。
- フリー対戦で難易度を調整すれば麻雀として結構長い間遊べる作品かもしれない。
- 結構勉強になる。裏スジとか勉強させてもらいました。はい。
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Windows 18禁 |
毎日がM! |
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アトリエかぐや Honky-Tonk Pumpkin
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2008/11/28 |
★★★☆☆ |
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(C)2008 KAGUYA
(C)2008 KAGUYA
(C)2008 KAGUYA
ゲーム概要・シナリオ:
教員として女子校に赴任することになった益垣要は苦痛を快感に変えて受け取ってしまう「絶対M感」というとんでもない性癖(?)の持ち主だった。
しかもその「絶対M感」のせいで赴任初日からクラスの女子数人に「M属性の変態男」と目を付けられてしまい、
その後もクラス……もはや半ば校内公認のような状況で毎日はずかしい命令を受けたり行為をさせられたりしている。
この「絶対M感」、はたして治すことはできるのか。そして女子校での屈辱的な毎日から抜け出すことはできるのか。
そういったわずかな思惑の中で女学生たちからの屈辱的行為は毎日エスカレートしてゆくばかり……。
キャラクター属性:
女子校生、委員長。
主題歌:
システム:
- シナリオ中に時折表示される二択。特に難しい選択肢ではないので素直に選択しよう。
- 重要な場面(?)……エッチシーン等がアニメーションで表示される。これはわりとスムースな動きで綺麗かな。
プレイ時間:
15時間程度。
攻略:
- 各キャラクターに2シナリオ、どのキャラクターにも偏らないものが1シナリオ。
合計で7シナリオになるが、分岐条件はシナリオ序盤に集中しているのでそれを少しずつ変更すれば自然に全シナリオを読破できると思う。難しい選択肢やフラグは一切ない。
こんな人におすすめ:
制服派、ユニフォーム派、凌辱派、調教派、放尿派、やるゲー派、濃厚エッチ派、アブノーマル派、短時間プレイ派。
▼コメント▼
- 完全にいわゆる「やるゲー」なので、シナリオの深さなどを追求してはいけない作品。「やるゲー」だと認識して、しかもお手軽に楽しみたいという人向けの作品だ。
- Mシチュエーションはかなり網羅されているほうだと思う。だいたいは以下の通り。
- 言葉責め
- 足コキ
- ケツ叩き
- アナル責め
- 睾丸責め
- 浣腸責め
- 乳首責め
- 靴下のニオイ責め
- わきの下のニオイ責め
- モップ・ブラシ責め
- イベントCG、エッチシーンは多めでいろいろな意味で「実用的」作品だと思う。
- システム系は非常に簡素に作られているので、
このあたりは姉妹ブランドとはいえ「プリマ☆ステラ」等の作品とは大きく異なるものだと実感した。
- 個人的なお気に入りキャラクターは綾島穂乃果。常にクールで、それでいて過激に責めてきたり時には情熱的に振る舞ったりするところが気に入った。
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Windows 18禁 |
ましろぼたん |
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Fizz
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2007/03/23 |
★★☆☆☆ |
淡雪(ave;new feat. 佐倉紗織) |
★★☆☆☆ |
(C)2006-2007 Fizz
(C)2006-2007 Fizz
(C)2006-2007 Fizz
ゲーム概要・シナリオ:
通称「ましろぼ」。
寒い雪の積もる日にふとしたきっかけで出逢った「ゆきんこ」という名がよく似合う「宮園ましろ」。彼女とはその場限りの縁だと思っていたらなんと最上時也のクラスへ転入してきた。
しかしそこには穏やかだった「ゆきんこ」少女の面影はなく、あったのは周囲との接触を避ける冷たい拒絶。どこか儚げに見える彼女とはいったい何故この町で出逢うことになったのか。
また、一緒に生活している柿崎真白と同じ名前ということもあり、どうにも気になって放っておけない。どうも真白とましろの間には何かしらの繋がりがあるようなのだが……?
それを繋ぐ鍵となっているのかもしれない「夢」をよく見る時也であったが、自分には記憶になくしかも現実に起こった過去の出来事をどうやら真白や彼女の姉の藍理も同じ時刻に見ているらしい。
これはなにかの警告? それとも強制的に見せられている夢? 謎は深まるばかり。
そしてましろの大切にしているボタン。どうも古くから伝わるもののようで彼女はずっと大切にしてきたようだが、この真意と真相は……?
「ましろ」と「ぼたん」の紡ぎ出す、ちょっと儚く切ない冬のストーリー。
キャラクター属性:
従姉妹、上級生、同級生、下級生、黒タイツ。
主題歌:
システム:
- 選択肢による分岐。シナリオの長さのわりには選択肢は多いほうかもしれない。
プレイ時間:
15時間程度。
攻略:
- やや難しい。この作品の分岐の構成と大切なフラグがどこにあるのかに気がつかないと、ほぼ確実にバッドエンド(?)へ辿りついてしまう。そこでも入手できるCGはあるが。
- ましろ・真白・藍理ルートと美久・由佳菜ルートからそれぞれ個別シナリオに入るという2段構成。
- 重要な選択肢は「とことん探す/諦める」と「……とはいうものの/とりあえず……寝るか」。
こんな人におすすめ:
純愛派、学園モノ派、ほのぼの派、ドラマティック派、悲哀派、制服派、黒タイツ派、ニーソックス派、短時間プレイ派。
▼コメント▼
- 女の子は全員黒タイツ! なんといってもこれがこの作品の最大のポイントでしょう。
黒タイツ目的にこの作品を手にした人、この作品が気になっている人は多いはず。たしかに黒タイツという意味では期待を裏切らない作品だ。
- 制服の黒タイツを全てニーソックスに変えてしまうという斬新なアイテム、ニーソディスク(-Knee Socks Disc-)は好みに合わせて使えばよい。
黒タイツ派の人はそのままで、ニーソックス派の人はニーソディスクを使って。ただし、ニーソディスクを使うと黒タイツ版へは戻せない。アンインストールと再インストールが必要。
- シナリオがあまり深くないのか、設定のわりには描写が少ないのか、いまいち情景を鮮明に想像できない。
それに時也と真白が従兄妹で同居していることや、真白と由佳菜が同じ新体操部員だという設定を活かしきれていないと思った。特にそんな設定がなくてもこのシナリオは成立するのではないか?
- ましろが周囲と打ち解ける過程が唐突で具体的にじっくりと書かれていないのが残念。ここはシナリオ上重要なポイントになると思うので繊細に描写してほしかった。
- 日付の区切りをハッキリと明示してほしい。日付の表示なり、アイキャッチの挿入なり。気がつくといつの間にか次の日だったり、次の週だったり、次の季節だったり(!)。
- 黒タイツは破るのではなくてひざ上あたりまで下ろして半脱ぎ状態にしてほしかった。まぁ、黒タイツを半脱ぎにしているシーンも何箇所かはあったけれど。破るシーンが多かったような気がする。
- 各キャラクターのCGの一部が何故「その他」に分類されているのかがわからない。その分類基準はなに?
- WindowsXPの場合の推奨メモリが1GBと書かれているが、その環境でも応答なしになってプレイデータが保存されずにやり直しになった……。
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Windows 18禁 |
ましろぼたんファンディスク |
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Fizz
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2007/08/24 |
★★☆☆☆ |
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(C)2006-2007 Fizz
(C)2006-2007 Fizz
ゲーム概要・シナリオ:
「ましろぼたん」の人気投票で1位を獲得した白石由佳菜のエピソード。
イベント先行発売は2007/08/17で通常発売は2007/08/24。内容は下記の通り。
- Bitter(由佳菜と過ごすバレンタインデー)
- Sweet(由佳菜と美久と過ごすバレンタインデー)
- webドラマビジュアル版
- ましろぼ予習教室
- スタッフクレジット
主題歌:
システム:
- 選択肢による分岐。あまり難しく考えずに選択するのがよい。
プレイ時間:
3時間程度。
攻略:
- 特に難しいところはない。ファンディスクでシナリオサイズも小さいし。
こんな人におすすめ:
純愛派、学園モノ派、ほのぼの派、制服派、黒タイツ派、短時間プレイ派、ロープライス派(\2,625-)。
▼コメント▼
- 女の子の黒タイツが見られることには変わりはない。ただ、作品名称の通りで由佳菜ばかりになってしまうことは否めないが。
まぁ、そこは特定キャラクターのファンディスクの宿命でしょうか。
- 「スタッフクレジット」を実行すると一瞬しか表示されないのは仕様? バグ?
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Windows 18禁 |
魔法とHのカンケイ。 |
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ういんどみる
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2004/11/26 |
★★★☆☆ |
魔法と恋のカンケイ。(NANA)/出会いの魔法(KAKO) |
★★★★☆ |
(C)2004 ういんどみる
(C)2004 ういんどみる
(C)2004 ういんどみる
ゲーム概要・シナリオ:
鳳林学園の生徒会である鳳生会では翌年度の予算編成に頭を抱えていた。部活動が多すぎるために予算が不足しそうなのだ。
特に魔法関連や超常現象を研究する部活は最大手の「ESP研究部」をはじめとして数知れず、部員が1人の部だって当たり前のように存在している。
そこで鳳生会は魔法関連のうち少人数の部活を「同好会」に格下げし、予算の対象外とすることを決めた。
そしてその対象となる部活動を選別するために少人数の部活動に研究・活動成果ともいえるレポートを提出させることにしたのだが、そのテーマは「魔法と性の関係」。
レポート提出の対象となった部活は黒魔術研究部、忍術研究部、霊術研究部の3つ。
こんなテーマでどの程度のレポートが提出されてどの程度判断材料になるのかを疑問に思いながらも、その審査担当者に選ばれてしまった牧野健人は各部活にレポートの提出を告知。
あまりにも途方もないテーマのレポート故に少しくらいは手伝ってもいいかと考えた健人は手伝っているうちにいつの間にか各部活の女の子となんとなくエッチな関係に……。それがレポートの役に立つのだろうか。
果たして魔法とエッチの関係は!?
キャラクター属性:
幼なじみ、同級生、下級生。
主題歌:
- 魔法と恋のカンケイ。
NANAの歌うオープニング主題歌。非常に軽快なテンポで聴き心地の良い歌。純粋系の香りがする。
- 出会いの魔法
KAKOの歌うエンディング主題歌。バラードに届かない程度に少しゆったりとした爽やかな歌。
システム:
プレイ時間:
20時間程度。
攻略:
- キャラクター数が少ないのでそれほど時間は掛からないはずだし、基本的には目的のキャラクターに一途な選択をすれば良い。
- 子猫の「Hの7」のシーンだけは取得が少し難しい。内容としてはかりんと子猫と建人のいわゆる3Pなので、かりんと子猫のシナリオを並行して進める必要がある。
具体的には「かりん→子猫」の選択を6回繰り返す → 残りは子猫を選択。期間ギリギリで子猫シナリオをクリアできる状態。
こんな人におすすめ:
学園モノ派、短時間プレイ派。
▼コメント▼
- 「H(エッチ)の次にはI(愛)がある」。これがこの作品の基本姿勢。
オフィシャルサイトで謳われている通りのコンセプトで、仲良くなってからエッチに至るのではなく、たくさんのエッチシチュエーションを経て最終的に仲良くなるというシナリオ進行を採用している。
ここが最もおもしろい。その逆転的発想を実現するために「魔法」という要素をうまく取り入れたと考えていいのかな。
- 魔法と科学を融合させた概念を世界観の下地にしていてちょっと珍しい。
魔法ならば魔法だけ、科学ならば科学だけという風潮が強い中でそれを混在させてひとつの体系に仕上げている。そしてこれは次に述べる哲学的視点において非常に重要な要素である。
- 主にメインヒロイン攻略とは別のシナリオのほうに哲学的にとても重要な概念や理論が盛り込まれている。
察するに1990年代後半に流行した哲学入門書「ソフィーの世界」とその後に映画化された同タイトルの作品を意識しているのではないかと。
哲学に於いて魔法と科学は同列に並べられるもの。哲学に興味があればプレイしてみるというのも悪くはないかも。
- このブランドの作品としては異例と言えるほどエッチシーンが多い。これは結構重要な要素。なので他の作品とはちょっと趣を異にするところがある。
他の作品がわりとシナリオ重視なのに対して、この作品は「やるゲー」に近いといってもいいくらいだ。
- 2009/07/11現在、何故か未だに市場取引価格が高い。上に述べたようにこのブランドにしては珍しいエッチシーンに特化した作品だからだろうか?
絵がかわいい系なので、「かわいい系の絵で、やるゲー」という稀少なシチュエーションを実現していることは確か。
- お気に入りのキャラクターは桃園かりんと鷺沼エリカ(通称:鷺沼妹)。見ていてほほえましい。
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Windows 18禁 |
魔法の少女シルキーリップ |
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WAFFLE
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2008/03/28 |
★★★☆☆ |
魔法の少女 シルキーリップ(金松由花)/幸せをありがとう(金松由花)/drop of wish(金松由花)/交差点(金松由花) |
★★★☆☆ |
(C)2007-2008 WAFFLE
(C)2007-2008 WAFFLE
(C)2007-2008 WAFFLE
(C)2007-2008 WAFFLE
ゲーム概要・シナリオ:
リップ・ゲルソーク・ゼングルクルは魔界の次期魔導女王候補の一人として、彼女のサポート役の聖獣ケチャを連れて人間界へ修行にやってきた。そして次々と現れる女王候補たち。
やや高慢な振る舞いのイザベラ・アリストュル・ゲルベゾルゲ、古からの生き残り種族の末裔であるリメラ・ブックモット・ディラリアス。
彼女たちは人間界でクラスメイトとなり、学園生活を通じて女王になるために必要な社会勉強をすることになる。
魔界の住人であることを隠しつつ過ごす学園生活にも混乱あり、それ以外にも謎の刺客(?)の来襲あり……。彼女たちの修行はそう簡単には進まない。
そして最後に次期魔導女王として選ばれるのは果たして誰なのか…・・・。そんな「少女編」の物語。
修行を終え、無事に魔導女王になることを果たしたリップ。その奮闘する姿を描いた物語が「大人編」。
「少女編」はかつてメガCD版及びPC Engine版として制作された同タイトルのリメイクであるが、
この「大人編」は新たに追加されたオリジナルの物語である。魔導女王のリップには「魔導結晶の浄化」という大切な役割があった。
魔導結晶はとてつもない力を秘めた魔導力の塊であり、しかも負の感情に反応して悪い作用をするのでリップがその身をもって浄化、保管しておくべきものである。
だが先代魔導女王の死後に魔導結晶は砕け、人間界へと散逸してしまった。それを取り戻すのがリップの役目であるのだが……またしても謎の刺客が現れ、リップの活動を妨害する。
彼等には彼等なりの理由と信念があって魔導覇王の理想と行いは正しくないと考え、魔導覇王に魔導結晶を渡すことを阻止するために間接的にリップを妨害しているようだ。
真に正しいのは魔導覇王か、刺客たちか、それともリップの持つ新たなる理想と信念なのか?
キャラクター属性:
変身ヒロイン。
主題歌:
- 魔法の少女 シルキーリップ
金松由花の歌う「少女編」の主題歌。内容に相応しく、かわいらしく仕上がっている。
- 幸せをありがとう
金松由花の歌う「少女編」のエンディング主題歌。オープニングの主題歌とは一転してやや静かな雰囲気で纏められている。
- drop of wish
金松由花の歌う「大人編」の主題歌。戦隊・変身ヒロインモノらしく、格好いい歌という感じ。いい歌だと思う。
- 交差点
金松由花の歌う「大人編」のエンディング主題歌。
システム:
- 各話ごとにオープニングとエンディングがあり、まるで短時間アニメを見ているような感触である。
長いシナリオを止め処なく読むのではなくて一話読み切り感覚なのであまり疲れを感じないし、短い時間を積み重ねて少しずつ読み進めることもできる。
- 分岐は通常の選択肢による好感度の積み重ねであるが、選択肢のタイプが「喜」「怒」「哀」という感情のこもったものになっており、
これは「リップシステム」と呼ばれるものだ。
- 途中からプレイする場合は通常のロードの他に特定のエピソード(話数)を指定して開始することもできる。
- ドライブレターが後ろのほうだとディスクを認識しないので、ドライブレターを変更している人は要注意。
プレイ時間:
35時間程度。
攻略:
- 選択肢による好感度の一上一下は画面に表示され、好感度の合計値も表示されているのできちんとメモしながらプレイすれば確実に完全攻略できるが、選択肢が感情表現なので適切なものはある程度感覚的にわかる。
でも時々大きく違うこともあるので少し注意。
なお、「少女編」では(魔導女王になるための修行の)「評価値」、「大人編」では「好感度」と表現されているが、基本的には同じものだと考えて差し支えない。
- 好感度の高低により見られるエッチシーンが分岐されたり、見られないエッチシーンがあったりする。
こんな人におすすめ:
戦隊モノ派、凌辱派、やるゲー派。
▼コメント▼
- まず、非常に懐かしいタイトルだ。知っている人はかつての作品を懐古したり新作に期待したりといろいろ思うところがあったであろう。
そんな意味でユーザーの心を掴むには十分な力があったと思われるタイトル。
- 最大の論点はおそらく「大人編の追加」であろう。内容は変身ヒロイン系の作品の定番ともいえる触手凌辱。これを受け入れられるか、受け入れられないか。
かつてのユーザーが「魔法の少女シルキーリップ」に思い描いていた印象と合致するかどうか。
肯定的に受け入れるユーザーもいれば、過去にもっと純朴なシナリオや世界観を抱いていて凌辱シナリオは受け入れられないユーザーもいるだろう。
或いはどちらでもなく深いこだわりを感じずに自然体でプレイできるユーザーもいると思う(自分はこのタイプ)。いずれにせよ、作品に対する評価が分かれるのはこの点が最も大きいと思う。
なお、「少女編」にはエッチシーンも凌辱シナリオもないので「少女編」のイメージまでは大きく変わってはいないはず。
- 魔界では魔導力の低い魔法使いは苦労する生活を余儀なくされるらしい。魔法で済ませられれば簡単なこともそうはできずに地道に解決しなければならないからだろうか。
これを我々の人間界に当てはめてみると富や地位に相当するのではないか。事実、なければ人生で苦労するし、格差社会の原因の一端にもなっている。
この作品のコンセプトは「魔界の魔導力=人間界の富や地位」として考えたときの格差社会の根源の風刺と考えて良いのだろうと思う。
- 本来は古い作品であるが、一昔以上前の作品の味をなるべく敢えて消さずに残しつつ、リメイクしている点が気に入った。
最新技術を駆使した作品に慣れている人は、ときには懐古的にこのような作品に触れてみるのもまた一興かと。
- 魔導服の上からクッキリと胸ポチが描かれているところや、魔導服が破れても胸丸出しで戦っている姿はちょっと倒錯的でいいシチュエーションだと思う。
- 「大人編」で大人になったイザベラが黒い服でキメているのが格好いい。もちろん下着も黒だよね? あの服装だと黒でないと合わないし、なにより黒い下着は大好きだからそう願いたい(笑)。
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Windows 18禁 |
瑞本つかさ先生の【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!! |
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SQUEEZ
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2006/11/17 |
★★★★★ |
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(C)2006 SQUEEZ
(C)2006 SQUEEZ
(C)2006 SQUEEZ
(C)2006 SQUEEZ
ゲーム概要・シナリオ:
誰もが知りたい「性」「異性」。そんな性教育を4人の先生から伝授してもらおう! 細かいことは抜きにして簡単に、でもきちんとした知識を身につけたい! そんなあなたに送る作品です。
伝授項目は60項目! しかも先生の詳しい解説付き。さらに勉強の後には「実践」も……! さぁ、性なる教典(笑)を開いて勉強開始!!
キャラクター属性:
先生、ツンデレ。
主題歌:
システム:
- この作品は次のような流れできちんとした性教育の知識と実践力(?)を身につけてゆく。
- 授業選択
教えてもらいたい項目を選択する。授業が進むにつれて、選択できる授業もだんだん増えてくる。
- 授業開始
選択した項目の内容を先生から教えてもらう。細かい解説図付き。
- 実技開始
選択した授業内容に沿った実技……つまりエッチシーン。
- 復習テスト
授業で教わった内容の確認。選択肢方式。
- 卒業テスト
実技試験。つまりはエッチシーン。
- 卒業式
今までの授業と実践の成果が発表される。エンディング。
- フル画面エッチフルアニメーション
エッチシーンで画面全体がアニメーション表示される。
- 性教育実況アニメーション
エッチシーン中の局所的なクローズアップ。
- 断面図アニメーション
性行為中の体内の様子が断面図で表現される。
プレイ時間:
15時間程度。
攻略:
- そんなに難しくない。複数の先生の授業を均等に受けるよりは、1人の先生に集中して授業を受けたほうがいいと思う。
こんな人におすすめ:
性教育派、コスプレ派、ライトシナリオ派、短時間プレイ派。
▼コメント▼
- はっきりいって、すごい。とても勉強になる。
「コレはなんだろう」「ソレはどうするんだろう」「アレはどうなっているんだろう」という他人には訊けない性の悩みや疑問を解消してくれるし、詳しい用語やシチュエーションまでよく作ってある。例えば……
- > ブラジャーについて
- > いろいろな性感帯
- > 拘束されると興奮するの?
- > アナルセックスについて
- > 萌とツンデレ
- > スクール水着について
などなど。ノーマルもアブノーマルもカバーしている。うん、十分満足。感動した!!
- 60項目の授業項目に対して「実技」という名の下に、その項目に即したエッチシーンがそれぞれある。こういった視点でエッチシーンを作ったというのはなかなかおもしろい試みだと思う。
- どの体位でも断面図アニメーションは殆ど同じもののような気がする……2種類くらい。そこがちょっと気になった。
- プロフィールの入力項目が名前、血液型、誕生月、体型、性格を動物に例えると?、好きなスポーツなどなど一見エッチに無関係な項目が多いんだけれど……。これはなんなんだ?
- 文字が小さめでちょっと読みにくいのが惜しい。
- 初めて知った知識の中にこんなものがあった。
- 弟の日:3/6
- 兄の日:6/6
- 妹の日:9/6
- 姉の日:12/6
- いい兄さんの日:11/23
えっ、これって本当の話??
- 寺川唯子先生の、
> 「その辞書は捨てろ」
という一言がすごく気に入った。なんだかおもしろい。「キスについて」の授業で聞ける。とりあえず寺川唯子先生が一番好きだなぁ。なんというか、あの性格は……ハマる。
※引用記号(>)の付いた文章は作品内からの引用です。
それらの文章の著作権は全てSQUEEZにあります。(C)2006 SQUEEZ
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Windows 18禁 |
おしえて!唯子先生 【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!! |
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SQUEEZ
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2007/12/21 |
★★★★☆ |
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(C)2007 SQUEEZ
(C)2007 SQUEEZ
(C)2007 SQUEEZ
ゲーム概要・シナリオ:
「瑞本つかさ先生の【エッチ】を覚える大人の性教育レッスン!!」の姉妹作品。
前作で人気のあった寺川唯子先生が新たに27項目の性教育を伝授しくれる! 今回も先生の詳しい解説と図表によるわかりやすく、実に細かく奥が深い授業。
もちろん授業の後には前作と同様に用意された「実践」が待っている!! さらに主人公の幼なじみの河井瑛子まで乱入してきて性教育に挑戦。3人で繰り広げられる性教育を十二分に味わおう!
キャラクター属性:
幼なじみ、同級生、先生、ツンデレ。
主題歌:
システム:
プレイ時間:
15時間程度。
攻略:
- 特別難しくはないが、河井瑛子が登場したことで「攻略」的な要素が増えたのは間違いない。唯子寄りか瑛子寄りかをある程度念頭においてプレイしたほうが良い。
- 「壁紙」という名のCGを入手するためにも全てのイベントを見るようにしよう。
こんな人におすすめ:
性教育派、コスプレ派、ライトシナリオ派、短時間プレイ派。
▼コメント▼
- 前作同様、相変わらず性教育の内容は非常に細かく、勉強になる。
だがあまりにも細かすぎる箇所も多々あるため、全てを覚えようとしたらとんでもない学習能力が必要になるだろう。
そんな作品を制作したメーカーもある意味ですごい。どうやってこんなにたくさん調べたんだろう……。
- 前作の性教育の内容が一部取り入れられているので復習できる。このシリーズの作品の感覚を忘れてしまった人はまずそこから始めてみるのもいいと思う。
- 瑛子を取り入れたことでキャラクター攻略的要素が付加されてしまったので、前作のように完全に性教育のみに集中できない人もいるかもしれない。
キャラクター攻略をどうしても意識しがち。でもそれは性教育を一通り終えた後に追求すればいいんじゃないかな。まずは主たる性教育に集中しよう。
- 唯子先生の、
> 「その辞書は捨てろ」
にまた出逢えるとは思わなかった。唯子先生だけではなくてこの台詞も人気があったのかな。
※引用記号(>)の付いた文章は作品内からの引用です。
それらの文章の著作権は全てSQUEEZにあります。(C)2007 SQUEEZ
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Windows 18禁 |
MilkywayうぃずVoice |
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Witch(閉鎖)
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2002/03/08 |
★★☆☆☆ |
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(C)2000-2002 Witch
(C)2000-2002 Witch
(C)2000-2002 Witch
ゲーム概要・シナリオ:
Witchの人気シリーズ。無声版の後に音声付版としてこの「うぃずVoice」が発売された。2003年にはOVA化され、2005年には第3弾を発売。
大学受験に失敗して親に愛想をつかされ、家に取り残された兄妹の話で始まる(が、全然シリアスではない)。
主人公の恋人が何を間違ったか、主人公の親の経営していた喫茶店をコスプレカフェに大変身。ウェイトレスまで調達し、制服は手作りという気合の入りよう。そして連日満員御礼。
主人公はカフェを経営しつつ女の子と仲良くなっていく。
経営といっても数値的なシミュレーションは全くなし。あるのは女の子関連の選択肢のみ。1ヶ月後に行く海への旅行までに誰かと仲良くなってエッチまでもっていきましょう。
キャラクター属性:
妹、妹の友達、元彼女、いぢめられっこ、コスプレイヤー、お姉さま系。
主題歌:
システム:
プレイ時間:
20時間程度。長いのは舞台説明のある最初と海水浴の日、それからエッチシーン。それ以外は毎日のカフェの経営の中で選択肢を選ぶとすぐに終了する。スキップを使えばかなり早い。
攻略:
- 攻略難易度は高め。というか高めのキャラクターがいる。
素直にその子関連の選択肢ばかり選んでも失敗する場合がある。2004年に難易度の調整可能なバージョン「Milkyway DVD」が発売されたので、そちらをやってみるのもいいかも。
- キャラクターごとのCG枚数はわりと多め。エッチシーンに殆ど集中。
- 途中からのロードだけではなくときには最初からプレイしたほうが妹のためにいいかも?
こんな人におすすめ:
コメディ派、コスプレ派、(Witch作品の中では)濃厚エッチ派。
▼コメント▼
- 内容はラブコメのような気もするが……やはりコスプレカフェ、それとエッチ。これに尽きる。Milkywayのエッチの濃さはメーカーも語るところ。Witchにしては濃い、っていうことだけれど、
目に付いたのは濃厚エッチというよりもむしろ主人公の見境のなさ(笑)。二股なんて当たり前、妹のベッドでその妹の友達とエッチしちゃったりする。
しかもこれが大当たり(笑)で、子供連れの話はMilkyway2に続くらしい(未プレイ)。そんなノリについていける人は手にとってみる。そうでない人には内容が薄く見えるだけかな。
- キャラクターによって制服の着こなしが全員違うのが見所。
リボンがやたらと大きかったり、ヘアバンド式に着けてみたり、それぞれの着こなし方っていうのは鑑賞の価値ありだと思う。なお、妹の晶はウェイトレスになってくれません。
- 現実の某カフェで「Milkywayフェア」と題してこの制服のコスプレをしていたことがあった。
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Windows 18禁 |
いちご打 |
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Witch(閉鎖)
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2001/09/14 |
★★★☆☆ |
いちご GO! GO!(UNDER17) |
★★★★☆ |
(C)2001 Witch
(C)2001 Witch
ゲーム概要・シナリオ:
Milkywayの女の子が出てくるタイピングゲーム。
出てくる言葉は最初は簡単なものの(1文字とか)、そのうちにキャラクターの性格を表す言葉とか、文章、コスプレ衣装、諺、日本の伝承、北欧神話といった耳慣れない言葉が出てきて難易度が高くなる。
シナリオはない……のと同じかな。
キャラクター属性:
いぢめられっこ、コスプレイヤー、お姉さま系。ミニゲーム集なので主人公に対する人間関係は特になし。
主題歌:
- いちご GO! GO!
UNDER17の萌えソング。UNDER17のデビュー作……だったかな。かなりイタい内容の歌だが萌え系として定評がある。
しかしゲームの内容とは全くあっていない(笑)。でもファンディスクだし、いいか。と笑って許せる感じ。
システム:
プレイ時間:
ラウンドが結構多いのでタイピングだけでも10時間程度かかる。
攻略:
- ラウンドによって攻略方法が違う。大きく4つのステージに分かれていて「いちご打」「プリンだ~」「ひもパンDA!」「ヒロイン奪」の4つがあり、その中にさらに細かいラウンドがいくつかある。
素早さが必要なラウンド、正確性が必要なラウンドなどがあるのでそれらを使い分ける。
- レベル設定を上げすぎると異様に難しくなってクリア不可能かも。
こんな人におすすめ:
Milkyway派、短時間プレイ派、ロープライス派(中古でやや安い)、UNDER17派。
▼コメント▼
- Milkyway用語で楽しくタイピング。でも実用性のある言葉はあまり打てるようにならないかも(笑)。
- WindowsXPでプレイしたときは「ー」とか「々」とかが表示されなくてかなり困った。それでもひたすらプレイして慣れちゃったけれど。正式サポート範囲内のWindows98SEとかだとどうなのかな?
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Windows 18禁 |
てりるのクリスマスBOX |
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Witch(閉鎖)
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2002/12/26 |
★★★★☆ |
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(C)2002 Witch
(C)2002 Witch
ゲーム概要・シナリオ:
Milkyway2の女の子が出てくるファンディスク。
- 「魔女打ッ!!」
Milkywayのファンディスク「いちご打」と同じくタイピングソフト。
- 「魔女のお仕事」
ミニゲーム集で、
ブロック崩し、Milkyスロット、タロットカード神経衰弱の3つのゲームが用意されている。こちらはシナリオなし。いや、「魔女打ッ!!」にも殆どシナリオはないが。
キャラクター属性:
妹、妹の友達、元彼女、コスプレイヤー、お姉さま系、及び彼女たちのお嬢様たち。
主題歌:
システム:
- カスタマイズとかは特になし。
- ブロック崩しは女の子の絵を一段階崩すと下着絵に、もう一段階崩すとクリアという二段構成。3-WAY、ドリル、レーザーといったアイテムが充実していてわりとおもしろい。
プレイ時間:
ファンディスクだから短い。5時間程度で攻略可能。タイピングマスターやブロック崩しマスター、お金を貯めてアイテムを集めまくるなど、どこまで追求するかは好みに合わせてプレイすればよし。
攻略:
- タイピングにはやや難しい言葉が出てくるので、そのときだけ注意。レストランのメニューは結構難しく、台詞はかなり面倒。
「いちご打」同様、レベル設定を上げすぎるとクリア不可能に陥る。
- 「魔女のお仕事」はスロットとタロットでお金を貯めてアイテムを買ってブロック崩しに臨むというスタンス。
こんな人におすすめ:
Milkyway派、バラエティゲーム派、オーソドックスゲーム派、短時間プレイ派、ロープライス派(中古でかなり安い)。
▼コメント▼
- とりあえず、本編の主人公がいないので、もはや妹や彼女という設定はないに等しい。
- 「魔女打ッ!!」ではタイプする言葉が一般語になった。「いちご打」ほど濃い単語はありません(笑)。それで難易度も保持しているから正統派になってきたっていうことか?
- オーソドックスなアクションやテーブル系ゲームが好きであればそれなりに楽しめる。
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Windows 18禁 |
MoonLight Renewal~おもいでのはじまり~ |
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Clear(閉鎖)
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2003/07/25 |
★★★☆☆ |
陽のあたる橋(寺田はるひ)/映す 想い 過去(寺田はるひ) |
★★★★☆ |
(C)2000-2003 Clear
(C)2000-2003 Clear
(C)2000-2003 Clear
ゲーム概要・シナリオ:
2000/02/25に発売されたClearのデビュー作「MoonLight~おもいでのはじまり~」のリメイク版。
もうすぐ廃校になってしまう学校を舞台に展開する2ヶ月間の5人の女の子の物語。
いつもの仲間と一緒のいつもの生活がずっと続いていくと思い込んでいた主人公、そんなことは当たり前すぎて疑うことさえなかった。でも終焉は突然にやってきた。
もうすぐ離れていってしまうかもしれない友達とどんな思い出を作っていくのか。思い出はできるものではなく、作りあげるものなのだということを訴える作品。
キャラクター属性:
幼なじみ、同級生、上級生、下級生、年上。
主題歌:
- 陽のあたる橋
寺田はるひの悲哀系ソング。
- 映す 想い 過去
寺田はるひの癒し系ソング。この澄んだ声ながら寂しさを訴えかけるような歌声がゲームのイメージによく似合っていると思う。BGMもその意味でわりと良いほうかと。
システム:
- 速度設定などがわりと細かくできる。が、使う必要もないかな。
プレイ時間:
20時間程度。
攻略:
- 難しい。選択肢の傾向が読めない。特に悠理と沙祐璃は中盤の、汐音は序盤の選択肢が難しくて専用ルートに入りにくい。いかにも良さそうな選択肢ばかりを選んでいるとすぐにバッドエンドになる。
フラグ判定の複雑なゲーム。
こんな人におすすめ:
純愛派、学園モノ派、田舎ゲーム派。
▼コメント▼
- 苦労した。まずはそれ。正しい選択肢の組合せを見つけるのがたいへん。
- 今となってはちょっとレトロな感じのする美少女ゲーム。懐かしい感じがした。デビュー作としては良いんじゃないでしょうか。
軽いノリのものから出発するのも最近の美少女ゲームブランドではアリだけど、こういうオーソドックスな線を押さえているのって好きだ。
- 主題歌の「陽のあたる橋」という曲名は不思議なイメージを受けたが、この「橋」はシナリオ中の通学路にあるとても長い橋でドラマはこの橋近辺で展開されることが多い。
つまり、この橋もゲームコンセプトとして訴える「思い出」のひとつ。
- 「MoonLight~おもいでのはじまり~」というタイトル……悠理の処女作品名だとは。ちょっと感動した。
- 「記憶は思いでに変わる」……このフレーズを想い出にかわる君発売の2年半前にすでに使っているのがこのゲーム。
似たようなことをいっているゲームはまだあるんだろうけど、ちょっと驚いた。あと、「思いで」という「で」が平仮名なのがこのゲームの趣味らしい。
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Windows 18禁 |
六ツ星きらり[詳細]あり |
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千世
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2004/11/05 |
★★★☆☆ |
☆☆☆☆☆☆(榎津まお・春日りか・倉沢はるか・榊原ゆい・茶谷やすら)/星座の日々(原田ひとみ)/明日の青空(千葉由美) |
★★★★☆ |
(C)2004 千世
(C)2004 千世
(C)2004 千世
(C)2004 千世
ゲーム概要・シナリオ:
星空で有名な星城京へと引っ越し、その星城京の銀星学園へと転校してきた東雲智樹。故郷の村には幼なじみで漸く告白と気持ちの確認をすることのできた女の子、星見すばるを残してきた。
これからは親戚のやっかいになりながら、いつも隣にいたすばるのいない一人暮らしの学生生活が始まる……と思いきや、智樹を追いかけてすばるが同じ学校へ転校してきた。
そして波瀾の学生生活の予感にさらに追い討ちをかけたのが、謎多き天文部。部長を務める天河輝夜をはじめ一癖も二癖もある連中が集まる天文部に智樹とすばるはなだれ込むように入部するハメに……。
日常の部活動こそとんでもないもののさすがは星城京の天文部、星に関することは知識も設備もとっても充実。だが部長の輝夜の独断でとんでもない計画が発動することに……。
物語の舞台は「だいたい同じで、どこかがかなり違っている……そんな架空の現代日本」。
ジャンルは「和風天文ステキ部活ドタバタ合宿ハッピー青春ラブラブラブラブラブコメディ」だそうだ。
キャラクター属性:
幼なじみ、同級生、上級生、下級生、巫女。
主題歌:
- ☆☆☆☆☆☆
↑これが曲名。「六ツ星」って読めばいいのかなぁ。ゲームのヒロインたちの声優が歌う元気ソング。明るく楽しくコメディっぽくて良い。ゲーム中に出てくるデュエットバージョンはもっと良い。あれがほしい。
- 星座の日々
原田ひとみの歌うエンディング主題歌。
- 明日の青空
千葉由美の歌うエンディング主題歌。清涼系っていっていいのかな。
システム:
- 天体観測モード
このゲームの一番のウリ。天文シミュレーションソフトで作成した星空を使用して、正確かつ本格的な天体観測(プラネタリウム?)を再現している。
星の解説もそれなりに詳しいので天文ファンは必見。天文知識に疎い人にとっては内容が濃いかもしれないが、これで勉強してみるのもまたよし。
- サイティング
立ちキャラクターが2人いる場合にどちらを向いて話すかという選択システムで、選んだほうのキャラクターが中心に表示されて選ばなかったキャラクターは端のほうにずれる。もちろん好感度にも関係している。
話の最中にも別のキャラクターに視線を切り替え直せるというのはよくできている……かな。
- クイックセーブ&クイックロード
履歴が10個まで保存できて、通常のセーブ&ロードのように使える。
プレイ時間:
35時間程度。
攻略:
- 慧は少し難しいかもしれない。ほくととのサイティングで慧を選んであげるのが必須。
- すばるはエンディングが多いのでいろいろなパターンの選択を試そう。
こんな人におすすめ:
学園モノ派、コメディ派。
▼コメント▼
- タイトルやジャンルに「星」「天文」と謳うだけのことはあって、天文や望遠鏡のネタはかなり細かく深い。天文ネタに惹かれて買ったわけだけれど、これならまぁまぁよろしいんじゃないでしょうか。
実際に夜空を眺めてゲームに出てきた星を見つけると感動するはず。
- シナリオの途中に何度かムービーが挿入されたり、サイティングがあったり、天体観測モードがあったり、とにかく視覚効果に訴えるものが多い。
その意味では飽きないのでシステム的には優秀だと思う。特にすばるのほうに向けて選択肢が表示されて(=鏡文字)すばるが自動的に選ぶアクションにはさすがに(良い意味で)参りました。すごい発想だ。
- すばるのマシンガントークは聞く価値あり。倉沢はるかさん、おつかれさま。
- 各キャラクターのシナリオがちょっと長めかな。読むのが遅いと各5時間以上のレベル。
- 絵には癖がある。和風ということで切れ長の目をした和風美人に描かれている。
- スタッフロールの「恐ろしい子!」ってなんなんだ??
↑スタッフより回答をもらいました。差し入れをしてくれたりしたありがた~い子らしいです。はい。
- 天文シミュレーションソフトのStella Theaterが同梱されている! これには参った。そこまでやってくれたか。
それにしてもスタッフが本当に天文好きでみんなにも夜空を見てもらいたいって思っているんだろうなぁ。輝夜の御満悦な表情なんかもそれを表している気がする。うんうん。
そんな気持ちがよく伝わってくる作品。
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Windows 18禁 |
萌萌寮辱~アイドル育成プロジェクト~ |
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あんでる(閉鎖)
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2006/11/17 |
★★★☆☆ |
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(C)2006 あんでる
(C)2006 あんでる
(C)2006 あんでる
ゲーム概要・シナリオ:
ダウンロード版とパッケージ版の2種類がある。
- ダウンロード版はキャラクター別の一話完結方式のストーリー。
- パッケージ版は連続したストーリーになっている。
なお、パッケージ版には第5の攻略ヒロインとして「小早川しのぶ」が追加されている。
春日平太はあまり売れていない元カメラマンだが、そこへ女子校の寮長というとても魅惑的な仕事が回ってきた。これ幸いにと飛びつく平太。
そしてその女子寮にはとんでもない秘密が隠されていることを知ってしまう。なんとその女子寮の歴代寮長が寮生を調教しているという事実を発見してしまった。
調教のための地下室、設備、道具、そして調教の様子を録画したビデオテープ。幸いにもカメラの腕がある平太は、ここの寮長となって寮生たちを調教することを企てる……。
キャラクター属性:
お嬢様、女子校生、先生。
主題歌:
システム:
- 選択肢による分岐形式。でも選択肢はあまり多くない。
- ごく基本的なカスタマイズはできる。ノベルを読むのには全く支障はない。
プレイ時間:
10時間程度。
攻略:
こんな人におすすめ:
お嬢様派、凌辱派、調教派、放尿派、アブノーマル派、やるゲー派、短時間プレイ派、ライトシナリオ派。
▼コメント▼
- 内容的には調教・凌辱なんだけれどもシナリオ展開を見るとたしかに微妙に和姦。
良い表現をすれば「和姦と調教の両方の風味を取り入れた新鮮な作品」。悪い表現をすれば「中途半端なコンセプト」。
感じ方は人それぞれだろうが、自分は前者だと思った。わりと気に入っている。
- 調教系の作品にしてはキャラクターがかわいい。絵柄は萌え要素を持っている。
それにまるで遊園地にでも出掛けるかのように女の子が喜び、はしゃいでいる。シリアスな調教系の作品ではないのでそこのところは注意。
- シナリオ展開はストレートで余計な要素は少なく、すぐに調教シーンに入る。
- 桐宮涼香、なかなかいい性格をしている。実に巧妙だ。
- データサイズがCD-ROMに収まる容量だった……どうしてDVD-ROMなんだろう。
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